いずれ自分が割安で入手したコインを紹介していきたいと思っています。
それほど高額でなくても興味深いコインはある
ということが一般コイン・コレクターにとっては重要なはずです。
と書きましたが、早速、紹介します。
German States (Hamburg), 1913J, 5 Mark, 27.8g (Silver 0.9), 38mm, KM610, NRI 30
表:ハンブルクの紋章 裏:ドイツ帝国の国章
年号も同じ、そして、グレードもMS64と同じ銀貨ですが、トーンの有無が異なります。
銀貨でトーンとは色調の変化のことで
通常は後者の銀貨のように渋みのある黒っぽい色を呈してきます。
全く同じ銀貨でもトーンの有無で印象がずいぶん異なります。
どちらも魅力的ですが、敢えて聞きましょう。
トーンがない銀貨がお好きですか、それとも、トーンがある銀貨がお好きですか?
今回の銀貨は決して名品でもレアでもありませんが
トーンの違いによる魅力を鑑賞して楽しむことができます。
名品でなくても、こういう楽しみ方があるのです。