京都市交響楽団第667回定期演奏会の感想 フルートとハープのための協奏曲 グレイト |   kinuzabuの日々・・・

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京響の第667回定期演奏会に行ってきた。会場は京都コンサートホール。2022年5月21日。



指揮はヤン・ヴィレム・デ・フリーント
フルート独奏は上野博昭さん。
ハープ独奏は松村衣里さん。

曲目は
モーツァルト作曲 フルートとハープのための協奏曲
シューベルト作曲 交響曲第8番「ザ・グレイト」


前半はモーツァルト。
とてもしなやかで優しいモーツァルト。ああ、モーツァルトを聴いているんだと実感できる演奏。

ソリストはどちらも上手い(京響のメンバーだから当然!)が、ハープの音ってこんな太くて深い音がするんだと思った。ハープの音をしっかり前面から聴くことがなかったからそんなことを思ったのかもしれない。

アンコールで酒井健治さん作曲の「Hallucinated K.299」という曲が演奏された。ビシッとした緊張感の中に、モーツァルトの曲調が現れる。キレがよくて大変よかった。


後半は「ザ・グレイト」
こっちは最初から最後までキレキレで丁寧で豪快で、すんごい演奏だった。モーツァルトと同じ指揮者か?とびっくりした。指揮者のノリにしっかりついていく京響。こういう演奏を聴きたいんだよね。


前半と後半で全然違ったけれど、どちらも大変すばらしい音楽を聴けて大満足。京響を聴く醍醐味を味わえた。