Stero誌のUSB-DACはとっても面白かった |   kinuzabuの日々・・・

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以前からStereo誌のUSB-DACで遊んでいるが、大体回路的に固まったようだ。

結局改造したのは以下。

・カップリングコンデンサーC31,C88,C38,C39の音響用への交換
・RCA出力抵抗R5,R6の炭素皮膜抵抗への変更
・発振子の高精度温度補償型発振器への交換
・12V電源の安定化電解コンデンサの容量アップと音響用への交換
・電解コンデンサ、オペアンプ電源へのセラミックコンデンサ並列接続
・オペアンプの交換

この中で一番効いたのは、12V電源のコンデンサの容量アップ。オペアンプが安定して駆動するようになったのか、音が全くぶれなくなった。まあ、コンデンサを変更して気が付いたのだけど。

発振子の交換も効いた。音の密度が濃くなり、上品でなめらかな音になった。

オペアンプについては、12V電源が安定したためか、際立った変化が見られなくなった。これはしばらくいろんなオペアンプでじっくり聴いて、好みの音を見つけて行こうと思う。

最後にケースを作った。アルミケースを買ってきたのだが、工作しない側面を工作する必要のあるものを買ってきてしまったので、穴をあけるのに大変な労力を使った。でも、何とか仕上がって、すっきりした。

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それにしても面白かった。自分で音を作っていく楽しみを存分に味わえた。こういう音を作る楽しみを味わうと、アンプやスピーカーを入れ替えて、どんな音になるのかを確認してみたくなる。もしかしたら、今回の企画は、それを見越して、オーディオ製品を買わせようとする罠だったのか?

でも、こんな楽しい罠ならいつでも引っかかるよ。