昨日は東京で《トリスタンとイゾルデ》
行きの新幹線は雪で遅れてはまずいと思って、早めに行った。京都は雪なし、山科で山が白くなって、大津は真っ白。京都から徐行してたが雪が少ない米原から走り出して、それから新横浜まで記憶がない。
結局東京へは5分遅れ。
東京は晴れだが風が強い。まず銀座に行って木村屋でパンを買う。大好きなチョコレート屋クリスチャン・コンスタンはというと12時開店なので諦めて、新橋の燕楽まで歩く。11時10分ぐらいに店に入ると1番乗り。いつのもロースかつを注文。揚げるのに15分かかる。その間に、結構人が入ってくる。相変わらず繁盛している。
で、ロースかつ。2cmの厚さの豚肉がラードで揚げてある。少し赤く、余熱で赤みが取れていく。これぞ豚肉の味。
やっぱりたまらん。
このあと、浜松町から新宿へでて京王百貨店で暇つぶし。地下は狭いけど、上に上るとでかいのね。びっくり。
そうしてやっと新国立劇場へ。
《トリスタンとイゾルデ》は不満なところもあるけれど、すごかったですわ。やっぱりグールド。これに尽きる。
帰り。終演が19時30分と思っていたのが19時45分と掲示。東京20時30分の新幹線だったので間に合うか心配だったが、カーテンコールを諦めて飛び出すと、東京駅に20時10分に着いた。1本早い20時20分の新幹線に乗った。
指定席は喫煙ブースのそばだった。タバコを吸いたい人のたまり場。たまらず別の場所に移動した。
本を読んでいたら結構すぐ着いた。しかし最後に大失敗。
ホームに降りてなんか寒いと思い、あれっ?と思ったら、ダウンジャケットを着てないことに気がついた。あわてて席に戻って、ジャケットを持ってホームに戻った。危ないところだった。ジャケットを忘れたら取り戻すのが厄介。新幹線に取り残されたら、家に帰るのが厄介。
まあ、無事でよかった。ワーグナーのオペラで東京日帰りは大変。やっぱり、余韻も楽しみたいから、一泊する方がいいかも。