昨日、母と電話で話をしていたところ、ある小児科の話になりました。
私は小学校1年生の時に、無菌性髄膜炎の経験があります。
この経験は40年経った今でも覚えているくらい辛い経験でした。
熱は42度・・・それが10日間続き、起き上がると、あまりにひどい頭痛で吐いてしまうのです。頭痛は二週間続きました。
どこの病院に行っても(風邪でしょう・・・お薬を出しておきますね・・・)と・・・
そこで、出来たばかりの小児科に行ったところCTも取らずに(髄膜炎ですね・・・)と黒板を使い図を書き出し、熱が続く理由と頭痛が続く理由を説明しだしました。
その日のうちに、脊髄?から水を抜き、その日のうちに、死んでしまうと思うほどの熱と頭痛から開放されました。
私はその時、先生が黒板を使って説明しているシーンも水を抜いているシーンもすべて覚えています。40年も前に経験した事なのに・・それほど辛く感動した出来事でした。
きっと、その病院に行かなければ大袈裟ではなく、死んでいたかもしれません。
とにかく名医なのです。
このことからの教訓で、分かることは医者を選ぶ重要性・・・選ぶ医者によって、同じ病気でもすぐ完治することもあれば、死ぬこともある・・・
そして、歯医者もそうなのです。
私達は医療人の端くれとして、知らなかった・・勉強不足でしたは許されないと思わなければいけない職業なのです。
ところで、レントゲンと病院の評判の何が関係するの?
については次回お話ししますね