歌舞伎公演前のランチは、以前より気になっていた丸の内
三菱一号館エリアにある「ジョエル・ロブション」のブランジェリ・カフェで ガレットを味わいました!
パリ・モンパルナスの贔屓のクレープ屋さんのとは違い
少しオシャレ感を加えた盛り付け。
ガレット・プロヴァンスはハム・卵・ジャガイモ・トマトにバジルソースとチーズを散らしてガレットで包んである。
パリパリのガレットを手で契って食感を愉しむ~♬
極薄のガレットだったが、結構なボリュームで満たされました。
物足りなければ、店内で販売されているパンを求めてデザートとして食べようと思っていたけれど、充分だった。
平日の丸の内のオフィス街のランチタイムだったので、日光を浴びながら中庭でくつろぐ人がいたり、木陰でパンを食べつつ読書をする人がいました。
土日の外出とは違った活気ある光景がありました。
この後で、近くのKITTEにあるインターメディアテクの
極楽鳥展を見に行きました。
それでも、歌舞伎公演までの時間があって欲張りコースが続くのです・・・('◇')ゞ
ところで
「ジョエル・ロブション」のベーカリー・カフェで注文した
ガレット・プロバンスで思い出す事を~。
20年程前に、友がパリに語学留学した折に2週間ほど
私は彼女と観光しようとパリに行きました。
仕事でパリに出向していた時や暮らしていた時には訪れる事が
出来なかった気になる場所(美術館・博物館・レストラン・公園等々)や食べたいものリストを作り、殆ど全てを達成することが叶いました。
その中で、オフィス(Bureauという)があった、
モンパルナスにあるガレット(クレープ)の店が並ぶ通りがあって、
ランチタイムには何度も訪れた一軒の気に入りの「クレープ屋」Tijos と言ったかな。
友を連れてその店へ行きました。
懐かしい店の雰囲気は30年前と余り変わっていない。
若い女性が注文を取りに来たので、「30年程前にこちらで
食事を愉しみました。その時はオーナー夫婦がクレープを焼く傍らで
少年が遊んでいた光景を思い出しますが、皆さんお元気ですか?」と聞くと、
「あ、それは私です!」って
少年ではなく、少女だったんですネ~('◇')ゞ
彼女が店を担っている、そしてご両親は引退してお元気とのことでした。
「明日日本へ帰国するので、最後のランチをしに来ました。」というと、クレープによく合うシードルを私達にサービスしてくれたのです~
結構アルコール度が高い飲み物でして、ポォ~っとしたら
嬉しさがこみ上げて涙が・・・
クレープを食べる時・ガレットを自宅で焼くときに
思い出すこの時の素敵な光景~
皆さんにも食べ物にまつわるお話は色々とある事でしょう。
★そして翌日のフライト前のランチは空港のカフェで、、、
なんとなんと、リストに一つだけ食べ残したモノがありました!
「キャロット・ラぺ(人参シリシリみたいな)」
セルフ・サービスのサラダコーナーにありました!
そして、リストに載せ忘れていた「アーティチョークのサラダ」もありまして、
本当に食べ尽くした! という満足度でいっぱいのまま飛行機に乗ったのです。
すると、なんと運よく最前列の3席分を確保出来て、ユッタリと
横になって過ごすことが出来たのです。
窓から見下ろすパリの街は名残惜しさはなく、
唯々満足でハッピーな気分に満たされていました。
こうした想い出だけであと10年は海外旅行無しでも
暮らしていける気がします~❤
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