”グローバリストの「寄生の構造」” | よくいうかいえ ( Cahier)

よくいうかいえ ( Cahier)

古布リメイク作家のつれづれ日記

今日も三橋貴明氏のブログで政治・経済を学びます。

 

グローバリストの「寄生の構造」

 

1492年、スペインのカトリック両王の支援を受けたコロンブス率いる船隊が、サン・サルバドル島に到達。その後の人類の多くを苦しめる「グローバリズム」が本格的に始まりました。

 

いわゆるエニウェア族であるグローバリストたちの手法はシンプルで、
「非支配層を分断し、互いに争わせ、連帯して自分に歯向かわないように仕向けた上で、収奪する」
 というものです。

 

グローバリストは、特定の国に基盤を持ちません。何しろ「エニウェア(どこにも属していない)族」でございますから、各国の既存の支配層、つまりは「土着の勢力」と結びつき、収奪のシステムを組み上げます。

 

規制勢力と結びつき、国民の分断を図り、収奪するグローバリストという「寄生虫」に立ち向かうためには、国民の連携が必須です。すなわち、ナショナリズムです。

 

竹中平蔵は、元々は小泉政権期に「自民党」に寄生し、参議院議員、閣僚まで務めたわけですが、2009年の自民党敗北以降は、大阪維新の会、橋下徹にに接近。


 忘れてしまった方が多いでしょうが、竹中は2012年に発足した「日本維新の会」の候補者選定委員長に就任しています。


 その後、自民党が政権に復帰したと思ったら、今度は安倍政権に寄生。産業競争力会議(現:未来投資会議)、国家戦略特区諮問会議に「民間議員(※実際にはただの民間人)」として入り込み、自己利益最大化のためにご活躍されているわけでございます。


 この「寄生の構造」を、是非とも理解してください。彼らは、特定の「土着の勢力」と心中する気など、さらさらありません。何しろ、エニウェア族です。

 

レバノンの抱える構造の問題は、残念ながらどうにもならないと思います。
 我が国はどうでしょうか。


 何とかなる、と、信じ、国民の連携を追求し、寄生虫共に抗うしかありません。グローバリストの「寄生の構造」が見えているだけでも、過去に何百年も続いた帝国主義時代、各植民地で苦しみ続けた人々よりは「マシ」なのです。
 

「グローバリストという寄生虫を駆除せよ!」