”財政拡大こそが「潜在成長率」を高める” | よくいうかいえ ( Cahier)

よくいうかいえ ( Cahier)

古布リメイク作家のつれづれ日記

今日も三橋貴明氏のブログで政治・経済を学びます。

 

財政拡大こそが「潜在成長率」を高める

相も変らずというか、我が国では­「平成時代の遺物」といえる経済評論家やら、エコノミストやらが、平成時代同様に、日本を衰退させる政策をまことしやかに提案してきます。
 彼らの言説は、一見、もっともそうに見えるので、結構、厄介です。

 

経済成長とは、GDPが増えることです。GDPとは、
「我々が働き、財やサービスを生産し、消費・投資として支出してもらうことで得られる所得」
 の合計です。


 繰り返しますが、上記所得創出のプロセスにおいて「生産」「支出」「所得」は必ずイコールになります。


 国内総「生産」(GDP)は、国内の生産の合計であり、支出の合計であり、所得の合計でもあるわけです。これをGDP三面等価の原則、と呼びます。


 すなわち、「生産=所得」であるため、労働者一人当たりの所得の合計でもあるのです。国民一人当たりのGDPが増えれば、ミクロ的には実質賃金上昇をもたらし、人々は豊かになっていきます。

 

 というわけで、潜在成長率を引き上げたいならば、財政拡大によりデフレギャップを埋め、デフレ脱却でGDPを増やしていけば済む話です。

 

財政拡大こそが「潜在成長率」を高めるのです。いい加減、国民を騙すのはやめましょうよ、木内さん。

 

 

★、TVでも池上彰が再び「国民の借金」という観念を植え付けさせる

  間違った解説をしています。 蔓延させないようにしましょう。