今日の三橋貴明氏のブログから一部抜粋
相変わらず、景気動向指数研究会の座長は吉川洋が務めています。ということは、景気動向は、
「消費税増税の悪影響を隠蔽する」
形で、政治判断がなされるということになります。
という流れなのですが、吉川らは「14年3月の景気の山」を認めていません。理由はもちろん、14年4月に景気が悪化を始めたとなると、誰が考えても「消費税増税」が原因になってしまうためです(原因ですが)。
また、18年10月に「景気の山」をつけたということを強調すると、
「19年10月の消費税増税により、景気が一気に悪化した」
という事実もまた、否定することが可能になります。
かように、吉川らは「消費税が景気を悪化させる(させた)」という事実を、意地でも認めようとしないのです。
そして、18年10月以降、2013年以降で二度目となる景気後退に突入。消費税増税、コロナ危機により、
「統計史上、最悪の状況」
に突入しつつあるのです。
まあ、吉川らにしてみれば、消費税増税の悪影響の隠蔽ができるならば、コロナ危機による景気悪化や国民の「死」など、どうでもいいという話なのでしょう。
財務省の御用学者が「景気」を判断している。しかも「恣意的に判断可能な景気」を判断している。
この種の事実を国民が共有し、財政破綻論の御用学者を政権から「追放」しなければなりません。さもなければ、本当に、本当に我々に繁栄の未来はないのです。
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