三越劇場にて江戸情緒を味わう | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

こんにちは、古布リメイク・デザイナー あきやま幾代です。



またもや、ネット応募で当選したチケットが届きました。
(よく、当たるんです。映画の試写会なども~)

タイトルも会場も親しい人が
大いに反応するであろうことを考えて応募したので
縁(えにし)を感じます・・・


その友を誘って久しぶりの三越詣出とはしゃぎます。

「江戸の賑わい」というタイトルでだけで、既にテンションが挙がります!

二人共古布を用いてインテリア・雑貨・衣類を制作する仕事柄
大変興味のある江戸風流を味わう催しです。




演目は「江戸手妻」江戸風の手品です。

以前テレビで観て感心した事のある
藤山新太郎一門による伝統マジックの世界です。

国の無形文化財に指定されています。

何といっても、素晴らしいのは紙をチョイトひねって作った2匹の蝶を
扇子2つでまるで生きているかのごとく
舞い踊る様を表現するのです。

そのはかなげな様子が美しい!


もう一つは「江戸写し絵」世界でも類を見ない
カラクリ映像で語りや音曲と共に挿絵がする芝居です。
世界を席巻したアニメの元祖でもあります。


演目は「怪談 牡丹灯篭」でした。





さて、三越劇場をご紹介しましょう。

レトロです。
アンティークです。
ノスタルジーに溢れています~

(若い頃、一度だけ映画を見に来たことがありますが
古臭いと思っただけで、感動を味わっていません。)



舞台脇に置かれている彫刻も重厚感を増します。





2階の客席を見上げると・・・凝った仕事です。





この夏初めてのお出掛けスタイルです。
三越に詣でるのですから
やはり暑くても自分の服を着て行きませんと・・・

和服姿の粋なスタイルの方が数人いらっしゃいました。
こうして、催しに合わせて
和装でお出ましを見るのも嬉しいです。

大理石の壁にも時代を感じさせるレリーフが
施されています。




余りにも素敵なので
無人の時を狙って
トイレも写しました。

外はレトロでも
中はハイテク・トイレでした。
(う~ん、嬉しい!)







さて、三越と言えばこの羽衣天女像です。
幾多の栄枯盛衰(というのでしょうか)を見てきたことでしょう。





天井も素晴らしい!




吹き抜けの周りを囲むガラスにも
アールデコ風のデザインが施されています。

どうか、末永く保存して行ってほしいと
願いました。




この後は、食いしん坊ブログに続きます。

(また、コレステロール値が急上昇・・・)




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