干し柿 | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

ガレージ・セールの時に地場野菜を生産して
届けて下さる方がいます。

 よくいうかいえ(Cahier)

収穫の折に
垣根からはみ出して切り落とされたというを頂戴しました。
左の2個付いているのは、甘柿でしたが小ぶりのは渋柿だったので
皮を剥いて干し柿にしようと吊るしてみています。



 よくいうかいえ(Cahier)

こうして室内で干しているのですが
本来は北風と太陽ににじかに当てて乾燥させるのですが・・・

やっぱり! カビて来たようです・・・残念。
 
昨日、思い付いてエタノールで表面を消毒したのですが
間に合わなかったようです。

でも、諦めずにもう暫く吊るしておく事にします。


伊豆にいた頃は(またもや、思い出話で感傷に浸ってしまいそうですが・・・)
ご近所からドッサリ頂いた渋柿をせっせと剥いて100個ほども吊るしていました。

二人の子供が1年間伊豆高原から北海道の美利河へ山村留学しました。
小学校4年生と6年生をそれぞれ別の里親さん宅にお願いして、他の県から
来ていた小学生と一緒に面倒を見ていただきました。

その様子はTBSや他のテレビ局でも、度々取り上げられ放送されてきました。

雪深い美利河はダム建設による人口減少の為に
小学校の存続が難しくなった美利河小学校。
地域が山村留学生を受け入れている事を当時の
久米弘キャスターのニュース・ステーションで
知った我が家の子供達は直ぐに応募の決心をしました。
 
なので、泣き言も言わないように二人して精一杯
地域に溶け込んで山村暮しを体験して来ました。

待っている母親の方が切なくて、100個作った干し柿を
毎日1個づつ食べては、残りの日々を数えて春の子供達の帰還を
待ちわびていました。

干し柿を見ると、その事を思い出します。