そして、いよいよ実践のトレーニングが始まりました。
記録に残るベンチプレスの結果
店長の小林さんに、寝転ぶよう指示された長椅子はベンチプレスというものでした。
ベンチプレスのバー(棒)は、バーベルを付けない状態で20キロ。
一回で上げる事が出来る重量の平均値は、成人男性が40キロ。成人女性は20キロと言われています。
かく言う私はバーのみをやっと上げ、さらにプラス5キロして、25キロを辛うじて達成したところで潰れました。
「だいたい運動経験が有る女子高生ぐらいの筋力ですね」
小林さんは冷静にそう告げ、私は極めて明確に現状を認識する事が出来ました。
ちなみに51歳という年齢を加味しても、やはり桁外れの筋力の無さだったようで、小林さんは「OZ馬込店歴代で最も筋力数値が低い体験者だった」と3年後にそっと教えてくれました。
しかし、ここから全てが始まった
本来はその他、足トレ(スクワットなど)、背中トレ(ラットプルダウンなど)をやって筋力測定をするはずでしたが、体力が切れてしまい、その日はベンチプレスだけであえなく終了。
入会や金額の説明を上の空で聞きながらも、「さすがにこれではマズい」と即契約し、改めて現実と向き合う事にしたのです。
ちなみに、10分もやっていないベンチプレスのおかげで、2週間ほど筋肉痛が残り、ベッドから起き上がる事もしんどい状態が続きました。
それでもサボることなくジム通いが続いたのは、圧倒的に過酷な現実を初日に突きつけられたからだと、今では思っているのです。
(次回に続く)