もうすぐ バレンタインですね
大好きな人に 大切な家族に 仲良しのお友達に 立場上しょうがない・・人にも
チョコレート 贈ると思います
チョコレート
昔はかなり高級品だったらしいですが
今では 100円で美味しいチョコレートが買えてしまいます
その安くて美味しいチョコレート
どうして ”安く” 買えるのかご存じですか?
原材料のカカオは 開発途上国で生産されています
そして そのカカオの多くは とっても安い賃金で働かされている
途上国の人たちの血と汗と涙の結晶でもあります
労働者の多くは 「子供」 児童労働と言われています
学校にも行かせてもらえず 休憩も殆どなく 朝早くから夜遅くまで
タダ同然で働かされます
そうして 生産されたカカオを
先進国である 日本のような国が 安く買い取るのです
もう一つの問題は 環境破壊です
カカオ農園や パーム油を採るためのアブラヤシ農園を作るために
熱帯雨林を伐採し 畑を作ります
その熱帯雨林には 本当にたくさんの貴重な植物や動物が生息しています
もちろん 絶滅危惧種である オランウータンやスマトラトラなどなど・・
彼らは 森林を伐採され焼け野原にされ 追い出され 殺されます
安い
ということには 必ず 理由があります
私たち 先進国の ごく一部の人しか食べる事のできない
チョコレート
その為に
多くの 人や自然や動物たちが犠牲になっていることを
知ることは とっても大切だと思います
なぜなら
知ることで よりよい方法を選ぶことができるから
毎日は無理でも
月に何日かは とっても大切な日ぐらい
同じ地球で苦しむ
人や自然や動物たちに優しい 愛のある 商品を選ぶ
それだけでも 世界は変わってくると思います
「フェアトレード」の商品を選ぼう
このマークは 世界で使われている フェアトレード認証マークです
「フェアトレード」 とは?
WAKACHIAI PROJECT
http://www.wakachiai.com/
このサイトでも「フェアトレード」商品を買えます♪
一部抜粋。。
フェアトレード(Fair Trade : 公平貿易)とは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みです。従来の一方的な国際協力・資金援助は、援助する側の都合によって左右され、継続性に欠けるという問題点がありました。それに対し、フェアトレードは、私たち消費者が自分の気に入った商品を購入することでできる、身近な国際協力のかたちです。
一時期日本でも「ネスレのキットカットは熱帯雨林を破壊して、住民やオランウータンを危機に追い込む!」と言われて、盛んな署名運動が展開されていたことがありました。
キットカットの原料に使われているパーム油が、インドネシアの熱帯雨林を破壊したプランテーションで作られていることが判明したことで、世界各国で抗議活動が起こりました。
世界規模の環境問題に取り組む国際環境NGO「グリーンピース」が制作した動画です。
衝撃的な内容を含むので注意。
消費者の声を受けて、ネスレは持続可能な原料に切り替えることを決定しました。その後、インドネシアのパーム油会社も森林破壊をこれ以上行なわない方針を出します。
フェアトレードは環境面でも厳しい基準があり、森林破壊や危険性が高い農薬の使用をせず、環境を守ったカカオの生産がされています。
身近で買えるフェアトレード・チョコレート
さて実際に「フェアトレードチョコレートを買おう」と思った時、どこへ行けば買えるのでしょうか。
最近はフェアトレードを専門に扱っているお店だけではなく、大手製菓メーカーや企業も積極的に取り組んでいる為、比較的色々な所でフェアトレードチョコレートを見かけるようになりました。
身近で買えるフェアトレードチョコレート商品と店舗を紹介します。
森永チョコレート「1チョコfor1スマイル」
森永製菓が売上の一部を寄付、支援したガーナのアシャンティ州の村で収穫したカカオで作ったのが「1チョコfor1スマイル」です。
元々森永製菓は創業110週年を記念したCSR活動として、2008年から対象商品1個あたり1円をカカオ農家の自立支や子どもたちへの教育支援を行なっています。
国際フェアトレード認証を受けたチョコレートは、2014年には期間限定で発売していましたが、通年販売を望む声が多かった為、季節問わず一年中購入できるようになりました。
2015年1月27日より全国発売でスーパーやコンビニなどで購入できます。
日本の大手製薬メーカーからフェアトレードチョコレートが通年販売されるのは、今回が初めて。
値段は1枚(33g)160円+税。
いつも買っている板チョコ(1枚78円)を考えると「倍以上に高いなぁ」と思ってしまうのですが、これくらいが適正価格なのかもしれません。
イオンのPB「トップバリュ」
フェアトレードチョコレート まろやか口どけミルク&甘さひかえめビター(各12粒118円)
トップバリュ ミルクチョコレート&ビターチョコレート(各10枚入り118円+税)
アジア初の国際フェアトレードラベル機構の「国際フェアトレード認証調達プログラム」対象チョコレートです。
オーガニックフェアトレードチョコレートミルク&ダーク(各8枚入り365円)
フェアトレードとオーガニックのダブル認証した「オーガニックフェアトレードチョコレート」では、原料のカカオマスだけではなく、砂糖、脱脂コアパウダーも国際フェアトレード基準を順守したものが使われています。
バレンタインデーに合わせたギフトパックも登場しているので、自分で食べるだけではなく、人に渡すプレゼントとしても最適です。
トップバリュはイオンのPB商品なので、イオン系列の店舗(イオン、マックスバリュ、ミニストップなど)で購入できます。
イオンは2004年からフェアトレード認証コーヒーを発売するなど、大手企業の中でもフェアトレードに関してはきちんと取り組んでいる企業で、今後フェアトレード認証カカオの取引を2020年までに2012年と比較して10倍(カカオ豆50t相当)まで拡大する予定。
トップバリュの新商品や既存商品の原料として使用されるなど、更にフェアトレード商品を購入できる機会が増えそうです。
アジア初!「フェアトレード調達プログラム」に参加 - イオン(PDFファイル)
People Tree
「フェアトレードのチョコレート」で最も有名で人気が高いのがPeople Treeのチョコレート。
定番人気の板チョコ以外にも、チョコクリーム入りのフィリングやチョコデザートバーなど形や味も種類豊富に取り揃えられています。
チョコレートの原料に使用しているのは、ボリビアの協同組合「エル・セイボ」の有機栽培のカカオ豆。
People Treeのフェアトレード・チョコレートは、温度にデリケートで溶けやすいココアバターを使っているので、秋冬の寒い時期にしか購入できません。
オンラインショップの他、unicoやナチュラルハウス、Aming、無印良品(Found MUJIのある店舗)、フェアトレード商品を取り扱うお店で見付けられます。
バレンタインデーの時期であれば、チョコレートコーナーの一角に並んでいると思います。
家族と暮らし、希望にあふれたつくり手たちがオーガニックコットンなどの
こだわった天然素材を用い、その土地に伝わる伝統技法を生かし、手仕事をする。
人にも環境にも健康的な方法で、ものづくり。
フェアトレードのアイテムは、そんな幸せな背景を持って生まれてきます。
世の中にあふれるものがすべて、そうした商品だったら。
私たちも、心から気持ちよい毎日を過ごせるでしょう。