久しぶりに何かを記したいと思い周りを見渡すけれど、さて何を書けばいいのか、思いつかないというか・・・
それでもありふれた日常の出来事を改めて思い直すと、目にする風景が何らかの努力、作為によって成り立っている・・という事を感じます
和歌山城の石垣には、表面にいろいろな刻印が刻まれています どういう経緯でここに積まれているのか、来歴にはいろいろな事情があるように言われます 今見える、触ることが出来る石一つがその当時の政情を今に伝えているのだと思うと、ただ通り過ぎてしまっていただけでは無知に過ぎるのかと・・・
10月27日、28日、陸上自衛隊が和歌山城石垣の斜面に生えている雑木や雑草の除去作業を行ってくれました 訓練という名目で行われる作業ですが、直に見ると、「清掃」という表現では如何にも馴染まない、命綱で身体を支えながらの作業です
すっきりした石垣、「清掃」作業の成果です
こうしてまた1年間、野面積みの和歌山城石垣の偉容を当たり前の様に目にすることが出来ます・・感謝
和歌山市議会議員 北野 均