9月は定例議会を中心にいろいろありました。 | Kinちゃんのつれづれ日記in和歌山市

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和歌山市政の現状、議会活動などをわかりやすく紹介したいと思っています。趣味のバンド(Sun oz band)活動なども紹介します。

令和元年9月議会が9月11日から始まり10月2日閉会しました演劇

七度目の議席を頂き、こうして登壇でき得たことに感謝の念を覚えつつ、新たな会派・政和クラブで今期初めての一般質問に立ちましたひらめき電球

本会議場での質問の意義や期数の重みが胸の内で逡巡しながら、一年ぶりの登壇で、余裕を装いつつも緊張していますあせる

質問の議題は「第32次地方制度調査会の中間報告に対する和歌山市行政、市長の考え方について」「市の財政運営の観点から見た公共施設の維持管理について」「和歌山駅の東西広場の改修について」ですアップ

9月初めに視察した山口県周南市の徳山動物園と徳山駅ビルに併設されている周南市立駅前図書館の情報収集や運営方法を紹介し、近年、来場者が増えている和歌山城公園の動物園や、41億円で市駅に建設中の新市民図書館について、参考にしてもらいたいとエールを贈って質問の導入としましたベル

全国市議会議長会が発行する議会報に「圏域構想に疑問相次ぐ・第32次地方制度調査会の中間報告」と題する全国市議会議長会の議会報を読み、「えっはてなマーク」と驚いてしまいましたプンプン

圏域とは、和歌山市など、今ある地方自治体の権能を無くし、幾つかの市や町村を組み合わせて「圏域」という新たな行政体を組織する構想ですカチンコ

「圏域構想」について、省庁から和歌山市に対しどのような指示がなされ、市がどのような対応をしているのか質しましたひらめき電球

将来のある日、和歌山市がなくなりました、という事にならないか、市長、行政の認識を確かめるため「圏域構想」を質問の議題にしたところですえっ

私から、昨年9月の議会で、地方自治体の施設の運営権を売り渡して、全ての施設(水道、下水など)を民間事業者に任せるコンセッション方式について質問した際、圏域構想にも触れたのですが、それから1年経つと、もうすでに地方制度調査会の中間報告ということですから、かなり議論が進んでいると推し量られますガーン

内閣総理大臣の諮問機関である地方制度調査会ですから、その意見なり答申は権威があり、地方行政に関係する各省庁はそこから出される意見の影響を受けるのは当然の成り行きでしょう・・と!?

市長から、あくまで広域連携の手法や内容はそれぞれの地方公共団体の自主的な判断・決定に委ねられるべきだと考える、全国市長会を通じて、調査審議を進めるに当たっては住民に最も身近な基礎自治体の意見を十分踏まえるよう要請する、全国市長会、全国市議会議長会などの厳しい意見の様に、地方創生に取り組む首長という立場から、まさに意見を同じくする、と答弁がありましたビックリマーク

 

私から、「地方自治の根底に係る制度変更が検討されているのなら、そうした議論の進捗状況を把握しておくべきだ」と、更に「全国市長会を通じてだけでなく、和歌山市として市長から意見具申して頂きたい」と指摘し、質問終了してから当局に対し、議会側にもそういう課題は報告されるべしと伝えたところですメラメラ

次に、数年来税収の伸びがないのに(仮)市民文化交流センター・中央卸売市場、大奥の整備など総額572億6千万円の大型事業が計画、施行されようとしているが、道路、橋梁の補修整備など、身近な市民生活に関連する施設の維持管理費などとの財政運営のバランスをどう執るのかとの質問に対し、その時点での税収や財政調整基金残高などの財政状況を勘案し、未耐震施設の整備や地方創生に有効な事業などについて検討することになる、との答弁てんびん座

 

和歌山駅前の東西広場の整備を進めたらどうかという質問に対し、西口タクシー乗り場、障碍者・福祉車両の乗降場所の雨天対策を今後対策する、東口は現状がうまく利用できていないと認識しているので、利便性を上げるため早急に検討するとの答弁でした合格

 

わずか2時間程度のやり取りでしたが、資料の読み込みや質問の組み立てで疲労困憊でしたグッド!

答弁側もかなり苦労されたようでありますメモ

そんな訳で、日を置かずしてバンド練習カラオケ

ストレス発散と思っていましたが、新しい曲に挑戦で何をしているのやら・・頭を空に出来たから、これで良かったんだと、ちょっと納得しましたニコニコ

 

                                               和歌山市議会議員 北野 均