立て続けに来襲した台風21号、22号でかなりの被害を被った和歌山市周辺部の復旧に奮闘している中、被災地でもある南部地域を管轄する消防南分署が竣工しました
狭隘で老朽化した南消防署の建て替えが近くの候補地で検討されましたが、予想されている南海トラフ地震による津波被害を避けるため、2年前に当初予定された場所を変更し、元和歌山市南支所、南保健所跡に建設されました
平成29年10月30日竣工した消防局南分署庁舎は3階建で、停電の際にも活動できるよう、屋上に自家発電装置を備え、広くなった車庫で大型消防車を運用できるそうです
南分署の外観です
南分署の所在図です
台風22号が去ったあとの低気圧のせいで肌寒くなるほどの風が吹く中、消防音楽隊の演奏で竣工式典が始まりました
和歌山市長、消防局長から南分署建設の意図や経過報告、運用の目的などが説明されました
南分署の署長、職員が和歌山市南部地域の防災への決意を表明
関係自治会長、消防分団南方面隊の各地域消防団長を前に、南分署運用のスタートを記念してテープカットが行われました
日本で初めて配備された多目的特殊消防車(MFV)で、梯子と水槽を装備し、少ない水で消火できる泡状にした水を放水する消防ポンプ車ということです
新庁舎を見学します
エレベーターに乗り合わせた歴代3人の消防局長です
現消防局長、旧消防局長を交えて記念撮影です
自治会長を務める中学時代の同級生と何年ぶりかの再会でした
元気な姿に懐かしさと嬉しさを感じています
和歌山市議会議員 北野 均