平成29年度予算3009億1.584万2千円の議案を審議した2月議会の終盤、3月18日京奈和自動車道が和歌山県内全線開通、4月1日第二阪和国道・和歌山市元寺町から阪南市自然田間20.6㎞が開通しました
構想を立ててから事業完了までの間、数えきれない程の人々の苦労、ばく大な予算を費やし、長い年月を掛けて遂行された事業は、多くの方々が参集され、来賓の祝詞で飾られた華やかな竣工式をもって区切りが着けられました
3月の京奈和竣工式典では責任者を務めた職員が、定年退職を迎えた4月の第二阪和竣工式ではその席に居ないという事
そんな世紀の大事業ではあっても、開通してしまえば、日に日に出来事の一つとして日常の中に溶けていくようです
これが道理なんだという思いと、時の経過は人の思い入れとは関係がないという現実に、何とも言えない思いがする4月です
京奈和自動車道・紀北西道路竣工式が始まる前に写真撮影
竣工を祝って根来衆が祝砲を撃ち、国交省和歌山河川国道事務所長が開式のご案内
式典では日ごろは余りお目に掛かることがない重責の方々とご一緒させて頂きました
竣工を祝って餅まきです
2.000袋用意された餅は瞬く間に撒き終わりました
多くの方々が参集された岩出根来ICでテープカット、いよいよ開通です
岩出根来IC～和歌山JCT間6.5㎞の走り初め
片側車線はウオーキング出来るように開放され、親子連れや歩こうグループの人々で賑わっています
4月１日は第二阪和国道が暫定開通しました
大雨や事故でよく通行止めになった国道２６号の府県境の障害はこれで解消です
竣工した第二阪和国道の走り初めの時を待つ先導車両群
和泉山脈を切り拓いて造られた道なので、山水による災害を防ぐための排水路が設けられています
第二阪和国道に併せて建設された道の駅みさきも同時に竣工式典が開催されました
愛称を「夢灯台」と名付けたこの道の駅で起死回生を期すんだと岬町長さん
生活圏がほぼ和歌山市だと言われる岬町
「ともに頑張ろう
」です
和歌山市議会議員 北野 均