2月は逃げるとはよく言ったもの・ちょっと前の出張を振り返ります(その1) | Kinちゃんのつれづれ日記in和歌山市

Kinちゃんのつれづれ日記in和歌山市

和歌山市政の現状、議会活動などをわかりやすく紹介したいと思っています。趣味のバンド(Sun oz band)活動なども紹介します。

年明け1ヵ月ほど経つと今年も何かうずうずしてきますえっ
クラブの面々と相談して、長野県の伊那谷にある就労支援事業所、佐久市を訪問しましたひらめき電球
初めて行く伊那谷は中央アルプスと南アルプスに囲まれた盆地で、どちらを見ても高いアルプスの山々が連なっていて、和歌山で目に入る風景とは随分違います目
日本列島の屋台骨をなす地域へ行くのは、交通機関の発達した東京などへの移動という訳にはいかず、名古屋まで新幹線で、そこから路線バスで約2時間かけて飯田駅に、30分程電車に乗って市田駅まで、長野県セルプセンター協議会の方が出迎えてくれましたバス
就労支援B型事業所こぶし園に到着、大勢の利用者(生徒)から「こんにちわ」のご挨拶ウシシ
早速、教官から施設のあらましの説明が始まりますメモ
利用者の工賃倍増を目指して、施設外就労の機会を提供してくれる企業の協力を得たり、企業からの受託事業、官公需事業でリサイクル物の受け入れ作業など、いろんな職種を取り入れるよう営業努力しています、との事合格
伊那谷地区は市田柿(干し柿)が有名との事、こぶし園で製造したものが供されました干し柿
表面が真っ白な糖で覆われた市田柿はなかなかの美味です女性
収穫した柿の皮むきなどで使われる作業所を拝見おしごと
利用者(生徒)に人気のある作業とのことで、一心不乱に打ち込むので、指導者の皮むき、柿の選定よりはるかに上手で、お手伝いをした指導者の作品はてなマークには生徒からクレームが付くとか・・おーっ!
庭の一角では収穫してきたミカンが出荷を待っていますオレンジ
最近は暖炉などまきを燃料にする機器に根強い人気があるとか、山の作業ではまきの製造もやっているんです、との事暖炉
こぶし園での説明が終わったので、玄関で記念撮影照れ
次に、天竜川が流れる近くにある「紙ふうせん」に移動鴨川
農福連携をモットーに、未耕作の畑、農作業不能となった畑を農家から借りて指導者、利用者が作物を育て、収穫して加工する施設です野良仕事
こんにゃくやハーブが入った塩の加工、弁当の製造に精をだしていますこんにゃく
園長から製品の販路開拓の苦労話や主力商品のこんにゃく、ハーブ塩の説明を受けますおでん右
熱心な説明に聞き入っていますメラメラ
評判がいいというコンニャク、ハーブ塩を購入してきましたにひひ
「こぶし園」でも「紙ふうせん」でも施設で作って販売するものは、街で売られる商品に引けを取らない製品です、と心意気を語ってくれましたクラッカー
両施設とも長野県の平均額を上回る工賃を上げているとのことですが、現実はまだまだ厳しい就労環境で、理解を得るための活動を続けていかなければならないと!!
 
                                 和歌山市議会議員 北野 均