１月１０日は毛見地区にある濱宮の恵比須祭に参拝します
濱宮の由来は古く、神武天皇ご東征のとき、神鏡
と日矛
二つの神宝を琴の浦の岩の上に奉祀したのが発祥とされています
豊鋤入媛神社、中言神社、高皇神社、天満宮、恵比須神社、毛見金毘羅宮から成り立つ濱宮のご祭神は、天照皇大神と天懸大神・国懸大神で、元伊勢の大神とも呼ばれているそうです
濱宮の恵比須祭はニュースになるような華々しさはありませんが、厳かな風情が漂っています
毛見地区の鎮守でもあるので、多くの地元の方がお参りされています
山の緑に包まれた境内に一歩入ると、神々しい感じがします
宮守役が用意してくれたどんど焚き（たき火）の周りで禰宜や宮役が談笑しながら祭典が始まるのを待ちます
最初に天照皇大神に参拝
恵比須社で、禰宜、宮司、宮役の方々と今年１年の安寧と繁栄を祈願、いつに無く温かかったので、縮こまることもなくお参りさせて頂きました
例年通りの行事ですが、年に１回顔を合わせることの大切さを思う恵比須祭です
１日おいて今日は社会福祉法人ウイズの理事・評議員会です
昨年、社会福祉法の一部改定が行われ、評議員と理事の兼職が禁止され、財務事務の内容が細かく規定されたため、法人の定款や事務規定の変更を議題として開かれたものです
法の改定による定款などの変更ですから、施設規模の大小とは関係なく、理事会、評議員会で議題の議決が求められます
事務担当から、日頃使わないような言葉やややこしい事務規定を説明され、皆さん頭を抱えながら聞いています
無事に案件が議決された後、理事長との雑談では、施設の運営がかなり厳しくなっていて理事長の給料も出ない状態だとか
社会的には必要とされる施設でありながら運営するのが難しく、運営者の良心だけが頼りという現状は、何とか打開しないといけないと思っています
和歌山市議会議員 北野 均