平成29年の正月は温かくて、新年互礼会は穏やかに幕開けしました
新年を迎えることが出来た喜びの挨拶はそこそこに、就任間近のアメリカ次期大統領について話が弾みます
それにしても、アメリカの新大統領が就任前からこんなに話題になるとは・・「日本の隅々、深いところまで影響を受けずにはおられないところに我々が住む社会があるんだなぁ」と、ふと思ってしまいます
新年の活動が始まります
近くの湊神社で今年1年の安全と繁栄を祈願します
今年の消防出初式は例年より早く、1月8日開催です
天気予報の通り未明から雨、和歌山城砂の丸はびしょびしょで、時代劇で水たまりを駆け抜ける足のシーンが彷彿されます
上半身カッパ(レインコート)の着用が許されましたが、降る雨の中1時間余り整列していると、頭の芯から凍るような冷気が体の中を降りてくるようです
消防局長の晴れ舞台なのにちょっと気の毒な気持ちがしますが、市長、消防団長も真摯に答礼を受ける姿に、何事によらず現場は厳しいものであることを改めて思い起こしてくれる式典でありました
出初式が終わり、そのままWakuwakuサークル新春ウォーク懇談会に
メンバーの皆さんの芸達者には脱帽
手品、踊り、カラオケなど出し物沢山
そういえば正月の新聞で、いまの高齢者の定義は実年齢に合っていないとか・・
65歳以上を高齢者、後期高齢者なぞと括ってしまうのは、確かに如何なものかと思います
一方では早速、年金の支給について取り沙汰する発言が飛び交いだしたようですが、年金は長年に亘って払い続けてきた個人の資産で運用されているので、年金問題とは別次元のものであるはずです
こうした学会の提言を利用するように、すぐに年金など社会保障のあり方に結び付けようとする動きが垣間見られますが、それが政策、施策のいやらしいところで、注視していなければならないところです
今年は懸案であった京奈和自動車道、第2阪和国道が一応の完成を見られることになり、陸の孤島状態から少し前進、嬉しいことです
特に和歌山市内では、3つの大学の設置が決まり期待を集めています
同時に松島・本渡線、南港・山東線の延長工事、和歌山南インターの開設に向けて準備が進んでいます
こうした事業を背景に、和歌山市の発展に向け、次の契機となるものへのアイデアや構想に思いを巡らせてみたい新年の幕開けです
今年もどうぞ宜しくお願いいたします
和歌山市議会議員 北野 均