本物の情報は埋もれがちである | 錦糸町でこっそり働く元反社たちのブログ

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元大手仕手筋のアレンジャーと元ダークサイド系ファンドのディーラーが二人でこっそり働く街、錦糸町から政治・経済・国際情勢・社会情勢などを僕らの視点で発信していきます。なるべく読者様のお役にたつかもしれない情報を発信できるよう努めてまいります。

こんにちは。


元反社たちです。


インターネットを調べ物をするために用いることは、今は当たり前の時代ですね。気をつけなければいけないのは、ある専門分野に関する正しい情報などは埋もれてしまうことが多々あります。


私の専門であるマーケットのはなしで一つ例をお話しすると、,5,6年前、それよりも前から「石油枯渇説」などという言葉を聞いたことがあると思います。今ではそれを信じるひとは少ないと思いますが、当時は普通に「そうなんだ!」と思い込むひとたちが多かったように記憶してます。


しかし、当時よりも以前に、マサチューセッツ工科大学で石油経済研究所所長のM.A.アルデマン氏は、彼の著書「ビンから抜け出した妖精」の中で、「石油枯渇説」が根拠のないデマである事を解き明かしています。


あと20年分しか埋蔵量がないと誰かが発表してから半世紀もの間、オイルは湯水のように使われてきましたが、現在の埋蔵量は45年分とか50年分とかに増えています。これは何故か?


「埋蔵量」とは、採算の取れそうなオイルの総量であり、オイル自体は実はどこにでもあるのです。しかも、たとえあと500年分しかオイルがなかったとしても、だからといってオイルを人類が使いきることは絶対にありません。採算コストがかかりすぎてその前に石油産業が消滅するからです。


逆にオイルの価格がコストを上回れば探鉱活動を刺激して確認埋蔵量が急増します。いずれにせよオイルが重宝がられるのは、採算コストが他のエネルギーの価格よりも安いからということが背景にあるからです。


これはオイルに限らず、ゴールドにも言えることです。あなたの足元をず~っと5000メートルぐらい掘っていけば、1グラムぐらいの金ならとれます。


じゃあ、なんで原油も金も穀物もこんなに高いんだ?という意見がでると思いますが、その話しを始めてしまうと今日のお題からずれてしまうので、それは次回お話しさせていただきます。


 話しはもどりますが、石油が近い将来なくなるんだという情報が正しいと思わせる誰か(国家や組織)のマーケティン戦略に多くの人間が扇動されたにすぎません。


当時でも国際金融やマーケットに携わる人間であれば、「は?」と一蹴するような情報なんです。


グーグル博士は、正しい情報を上位表示するわけではありません。ネットビジネスなどで、○○の儲け方とか、○○を稼ぐというキーワードだけで判断する方は最近少ないとは思います。ただ、ちょっと前まではそのようなワードでまがい物を売る人間が多い市場だと思ってました。


ただ、ここ1年ほどはでかなり変わってきてるようです。もちろんいい方向にです。が、老婆心ですが、正しい情報は、あらゆる角度からアプローチすることをおすすめします。



因みに、オイル吊り上げの首謀者のひとりです。(注:私は陰謀論者などではありません。国際金融の世界では常識の範疇です)↓↓





では、反社たちBでした。