不妊原因と排卵障害② | 錦糸町はり灸院 のブログ

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妊活中。ベビ待ちさんのための鍼灸院ブログ。

こんにちは
錦糸町はり灸院の坂本ですおねがい



先日のゴールデンウィークに

人生で初めてスープカレーを食べに行きました!!



先にご飯をよそってスープに浸して食べる
新感覚の手法に慣れませんでしたが


とても美味しかったですグッド!





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今回は前回に続いて不妊原因となる主な障害で
排卵障害によるものをお伝えしていきます










排卵障害の原因には
・視床下部や脳下垂体性のもの
・高プロラクチン血症
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
・早発卵巣不全などがあります











③多嚢胞性卵巣症候群

超音波で卵巣に小さな嚢胞が
多く見られ(片側の卵巣に10個以上)
血中LHの値が血中FSHより高くなり
男性ホルモンである血中テストステロン値
が高くなります











LHは卵巣での男性ホルモンの生産を
促進させますので
卵巣内が男性ホルモン過剰状態となり
卵胞が上手く発育出来ずに
排卵がしづらい状態となります









また抗ミュラー管ホルモン(AMH)は高値となります



抗ミュラー管ホルモン
=卵胞の在庫と言われていて
卵胞の数自体は多い状態となります




しかし卵胞が上手く発育出来ないので
排卵しづらい状態が続くと
卵胞自体の数は多いけど質が良くない状態
=たくさん在庫はあるけど
使える卵胞が少ない傾向にあります


















クロミフェンなど経口の
排卵誘発剤で排卵するケースもありますが
HMG(ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン)
FSH(卵胞刺激ホルモン)の
注射が必要になるケースもあります
専用の注射器を用いて
低用量のFSHを毎日自己注射する
方法が効果的といわれています







これらの薬で排卵が起こらない場合
腹腔鏡手術でレーザーなどにより
卵巣表面に穴をあけ
排卵を起こりやすくする処置(卵胞多孔術)
を行う事もあります






また多嚢胞性卵巣症候群は
インスリンの代謝異常と密接な関係が
あると考えられており
糖尿病の薬を服用すると
排卵しやすくなると言われています






鍼灸治療では

腎の機能を補い
ホルモンバランスを整えて
自然な生理周期や排卵へと
体調を安定させる事や






気血の流れを良くする事で
自律神経を整えて
子宮卵巣に向かう血流量を促進し
排卵する力を強めて
スムーズに排卵できる体質へと
改善する目的で行います










④早発卵巣不全

卵胞の中の卵子が40歳よりも前に
ほとんどなくなってしまい
排卵が起こらなくなった状態を
いいます






ホルモンバランスの問題で
排卵が起こらないのではなく
排卵すべき卵子がなくなっている為
排卵を起こすことが難しいくなると
言われています






この症状を示す特徴として
血中FSHが高値となり
抗ミュラー管ホルモンは0に近くなります






エストロゲンとプロジェステロンを
周期的に服用する
カウフマン療法を行うと
まれに排卵につながる事があると
言われています






次回は主な不妊原因の一つである
卵管障害についてお話ししていきます





本日も最後まで長文を お読みいただき 
ありがとうございます^^
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