70年超の歴史ある整体 身体均整法 を学ぶ
\ 8月から学園説明会が始まります /
「運動系」ってなんのこと
身体均整法でいう 「運動系」 は、身体運動にかかわる 骨格、皮膚、筋肉、神経の総称です。
解剖学的には「運動器」という用語に該当します。
「運動系の原理」 の講義では、
身体均整法の原理原則、解剖生理学や運動学の基本を学びます。
骨:名前を覚えると愛着がわく
みなさんは手の骨について考えたことありますか?
片手 だけで、27個 もの骨があります
そのうち、手首には 8個 の骨(手根骨)があり、それぞれ名前がついています。語呂合わせによる覚え方を教わりました。
上達のために
小室先生は、骨模型の上に布団をかけて人のからだに見立てて触る修行をされたそうです
関節:どのくらい動けば正常
骨に親しんだ後は、関節の確認です。
骨と骨がつながっている部分である関節は、骨の形によって動く範囲が変わります。
そして、関節の "動き"(運動) にも名前がついています
屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋…
実際に動かしながら覚えましょう
関節はどのくらい動けば正常なのか?最初は分からないですよね。
そんな時は、左右の動きの差 で確認します。
たくさん人を触って慣れてくると、普通だったらここまで動く、というのが手の感覚で分かるようになります
骨盤の "動き" は、「開く」、「閉じる」と表現することがありますが、
開く ≒ 後傾
閉じる ≒ 前傾
関節を調整してみよう
指の付け根の関節を動かしてみます。
① 指を押し込んで回したとき
② 指を引っ張って回したとき
どちらが指の動きが軽くなるでしょう?
① 押し込んで回したとき、です
押し込んで回すことにより、骨と骨の間にあり潤滑油の働きをする「滑液(かつえき)」が増えるため、動きが軽くなります。
関節の骨と骨が一番近づいた状態を、均整用語で「最密位(さいみつい)」と言います。医療用語のクローズパックポジション(CPP)のことです。
最密位は、靱帯が緩み関節を操作しやすい状態なので、調整でよく使います
次は、足の関節の動きを膝の関節を使って調整する方法です。
動きの悪い足首側の腓骨頭を5回くらい叩くと、足首の動きが良くなります。
動きの悪い場所を直接調整するのではなく、離れた関節を調整して動きを改善させる。関節は連動して動くのですね
関節面もよ~く見てみましょう。
胸椎:肋骨がついている。回旋しにくい。
腰椎:縦の瓦が重なっているイメージ。回旋しにくい。
腰椎は回旋しにくい構造なのですが、動きすぎて痛みが出ることがあります
均整法は亀井先生のの塊
身体均整法の創始者である、
亀井 進(かめい すすむ)先生
残念ながら、1975年にお亡くなりになっています。
亀井先生は、誰にでもできるように、結果が出せるように身体均整法を考案してくださいました。亀井先生の愛です
1側、2側、3側、4側
背中側の場所を示す、均整法独自の表現です。親指幅を目安に、調整位置が分かるようになっています。
第3腰椎に刺激が届きやすい角度を作って、足首回し。
からだのねじれを調整できます。
刺激が届きやすい 角度・張力・間・量度 で調整をして、
施術時間を短くしましょう
お客様の負担が少なく、短時間で結果が出せるので利益が高くなります。いいことづくめですね
姿勢は横からもチェック✅
からだを側面からみると、頭が前に倒れている、肩が丸まっている、腰が後ろに曲がっている…姿勢がどのようになっているかが分かります。
練習のために、●シールを目安となる場所に貼って確認✅
第 9 胸椎の動きを調整すると、呼吸がしやすくなって、横から見た姿勢も改善します
タオル一枚で座った姿勢が安定します
ここまで読んでくださった方!ありがとうございます。
最後にすぐにできる姿勢の調整法をお伝えします
まずは、お手元にフェイスタオルを一枚ご準備ください。
折りたたんだフェイスタオルを椅子の上に置き、その上に座ります。
お尻をぐりぐり動かして、坐骨結節に体重が乗るようにすると、姿勢が安定します
繰り返すとタオルを敷かなくても、タオルがあるような感覚になりますよ
身体均整法の大切な原理がギュ~ッと詰まった講義でした
東京校は3クラスが開講中
● 2021年開講 土日クラス(第1・3土曜日と翌日曜日)
● 2022年開講 土日クラス(第2・4土曜日と翌日曜日)
● 2022年開講 平日夜間クラス(月、火、木、金の夜)
2023年4月開講予定
◆東京校説明会◆