こんにちは!
先日のプライムニュース(BSフジ)に、コマツの会長で経団連副会長の坂根正弘氏が出演してました。
当然、現在話題になっているTPPの問題に触れてました。
「あらゆる産業にとって、攻撃は最大の防御です。」という前提を述べてました。
「日本の農業は一度も海外に打って出たことが無い。農業の国際競争力は無いものと決め付けて保護ばかりしているから、このような状況になった。もし、TPPに参加しないという決断を政府が選択した場合、農業は立派な産業になるのでしょうか?」
最後に「日本がこのTPPに参加しない場合、ますます産業が空洞化するでしょう。」「コマツは売り上げの85%が海外で、国内の売り上げはわずか15%です。しかし、国内で50%生産してます。もし、TPPが進まないようなら、国内生産をあきらめざるを得ない。」と述べていました。
確かにGDPのわずが2%の農業を守るために、輸出産業を犠牲にするべきではありません。
よく農業だけでなく、医療にも株式会社が参入したりして、国内産業がズタズタになるいう意見がありますが、これから交渉することで無意味な意見です。
テレビで自民党の大島副総裁がなんと、イデオロギーが正反対の社民党の福島委員長や共産党の志位書記局長と一緒にTPP反対のシュプレキコールを上げていました。
自民党も地に落ちたものです。そこまでして農協のご機嫌を取っているのです。
間もなく野田総理は表明すると思いますが、まずTPPには参加するべきでしょう。