「後世にツケを回すな」は正しいか? | いそざき修の上昇気流

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こんにちは!

昨日の埼玉新聞に、京大准教授の中野剛志さんという方がなかなか面白い意見を述べていました。ひらめき電球

曰く「震災復興のための費用を、後世にツケを回すなという論理は実に愚かしい。経常収支が赤字の発展途上国でも、大災害があれば外国から借金してでも国民を救済したり国土を復旧する。ましてや日本は黒字国であり、国内だけで資金調達できる。かつて財政破たんしたロシアやアルゼンチンの累積債務はGTP50%程度であり、累積債務は関係ない。日本国債が超低金利になったり円が高騰していることは、市場が財政破たんどころか、財政出動が足りないと判断している。この状態で増税したら、取り返しのつかない恐慌に陥る。それこそ後世へのツケである。」

とまあ、野田政権への真向からの批判です。パンチ!

ボクも、なぜ1,000年(正確には1,150年)に一度の大震災の復興費用を、わずか10年間で負担しなければならないのか疑問でした。むっ

もちろん、今までの900兆の大借金も含めたイメージでおっしゃっているのでしょうが、これらの返済とは分けて考えるべきです

世界的な金融不安の原因を引き起こした、ギリシャのようなデタラメな国ならわかりますが、日本のようなキチンとした国に、まだ増税は不要と思います。!!