昨日は熊谷市と友好姉妹都市になっている、ニュージーランドのインバーカーギル市の市議会議員訪問団8名の歓迎パーティに出席しました。
この市と友好姉妹都市になったキッカケはよく知りませんが、ニュージーランドの最南端にある人口5万人ほどの小さな街(ニュージーランドでは大きい)です。
この街とはお互いの議員や一般市民が毎年交互に訪問し合っています。
ボクも約6年前に訪問しましたが、人口よりも羊の数のほうが多い国らしく、広い街でありながら人の気配を感じないひっそりとした印象でした。そこでの我々に対する歓迎パーティはなんと、議場の中で飲食(もちろん酒もある)をしながら、ニュージーランド対オーストラリアのラグビーの試合をテレビ観戦するというものでした。
こんなことは日本では考えられません。たちまちマスコミの格好の餌食になり、ワイドショーで大騒ぎになること必定です。
そこで感じることですが、我々は物質的な豊かさと交換におおらかさを失ったような気がします。
人口密度の違いや欧米人との感覚の違いもあるのでしょうが、我々はもっと寛容の気持ちを取り戻すさなければいけないような気がします。