北千住の駅前の「玉寿司」に入った。
天然ものを主に、ご主人が納得した魚しか置いていないというお店。ご主人は北千住の生まれで、ご本人で二代目ということである。奥様の「主人は千住の先住民です。」という洒落は、可愛らしく、お二人の仲の良さを感じさせた。
禁煙席をお願いしたところ、「後から来る客には煙草吸わせないから！」と仰ったのには感激である。美味しい寿司の前に”紫煙”は禁物であることを弁えていらっしゃる真の食通とみた。
頂いたネタは全て新鮮で美味しく、寿司の大きさ、握り具合、シャリの加減、タイミングも大変に満足できるものであった。
千寿の今昔話を伺いながら、ご主人の人柄に触れつつ大いに楽しめたが、日本酒が新潟の２種のみであったのがやや残念。出来得れば、もう少し純米酒を多種楽しめると嬉しかった。
妻も二人の娘も大満足で、久し振りに千住の旨い寿司を堪能した。