が、その日に祖母が他界した。
謙虚で、人に尽くし、物を大切にし、丁寧な暮らしをするとても尊敬する祖母であった。
小さい人ではあるが、よく働きバランスよく栄養を摂って作りあげた身体はとても頑丈で、
亡くなる数日前に高熱を出し入院するその日までご飯はしっかりと完食していたらしい。
寂しさはもちろんあるが、あっぱれである。
祖母の家に行くと古いモノが状態良く残っていた。
一人暮らしが厳しくなった6〜7年前に私の実家の側のホームに入ることになり、
残された家財は全て捨ててしまうと言うので現役で使われ続けていた茶箪笥とこけしを貰った。
我が家にある郷土玩具やらを入れている茶箪笥は祖母からいただいたモノだ。
で、
そんなことがあったので急遽1泊で実家に戻った。
そこに待っていたのは実家和室の断捨離であった。( ̄∇ ̄)
祖母の血を引いた私の母は自分のモノを捨てられないタチである。
とにかく私以上にモノを溜め込む人。
そして、多趣味。
そらモノも増えます。
父からこっそり使命を受け
(和室の仏壇の周りをどうにかしてスッキリさせてくれ)
腕まくりで母に宣言。
「やるで、この部屋。」
母、嫌な顔。( ・᷄д・᷅ )え……
んだな、お葬式の前日にやるコトじゃない。
「ですがー、今日しかないんですーー。」
と、説得してガサ入れ。笑笑
ガサガサとやった戦利品。笑笑
しかも、着物柄が、
「貰います!!」
え?そんなの欲しいの?( ・᷄д・᷅ ) と、母。
お持ち帰りです。笑笑
そして、何故か私のブツが発掘される。
「過去の私」だ。
まったく記憶にないのだが、10歳の子供が過去を振り返るのがまず笑える。
生まれた時、(からデカかった…縦も横も)
そして、この冊子から溢れ出すうさぎ愛。
そして、初代うさぴょん太の生まれと亡くなった日が分かったのがデカイ。
よくやった、10歳の私。
執拗に描かれるうさぎの絵にも笑った。
因みに6歳の頃のえにっきから、
試しに40歳オーバーになった私が描いてみたが、
絵は成長なし。( ̄∇ ̄)