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カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

 

以前ご紹介したカセットテープ「HUDSONがこのたびCDになりました。収録されているのはファミコン本体から出ている音ではなく、MSXコンピュータ(ヤマハCX-11)+FM音源ユニット+ヤマハ・ミュージックコンポーザ…から出ている音です。私がハドソンにプレゼン用に持っていった音源で、データコンバートされる前なので微妙にホンモノとニュアンスが違ってたりします。
このカセットテープ
CD化に全面的にご協力いただいたのがファミコンバンド『スペランカー』furuumiさん。ありがとうございました。もともと保存状態が悪い20年前のカセットテープの音をキレイに生き返らせていただきました。ホント、感謝感激です。
CDは2枚組、135曲が収録されてます。タイトルを「20世紀ファミコン少年」と名づけました(私の好きな浦沢直樹さんの漫画タイトルからいただきました)。ご希望の方は私の個人メール宛ご連絡ください。
なお「収録曲リスト」も同時にアップしますが「?」な箇所が多々あります。特に「ミッキーマウス不思議の国の大冒険」「Bugってハニー」。キノコさんはファミコンがヘタ!なのでこれらの収録曲がホントにファミコンで鳴っていたのかいまだに不確定なのです。
ということでリストの「?」部分を皆様からの情報で少しづつ確定できればいいな…と考えています。ご協力よろしくお願い致します。

※下線が更新部分です。 最終更新日:2006/6/15

「20世紀ファミコン少年」 CD ①
   【摘要】  緑字 … 作曲:キノコ、ファミコン収録を確認済み
         青字 … 作曲:キノコ、ファミコン収録未確認
         赤字 … 作曲:キノコ、NGテイク
         黒字 … 作曲者不詳(#48,52,56は井上大介氏と思われる)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   
ゲームタイトル場面テイク
1 チャレンジャーSCENE 1OK
2 SCENE 2OK
3 SCENE 3OK
4 SCENE 4OK
5 コングラッチュレーションOK
6 忍者ハットリくんタイトルNG
7 メインOK
8 ステージクリアOK
9 ボーナスステージOK
10 ゲームオーバーOK
11 コングラッチュレーションOK
12 スターソルジャータイトルOK
13 メインOK
14 フルパワーアップOK
15 ラザロOK
16 スターブレインOK
17 ステージクリアOK
18 ミッションコンプリートOK
19 チャレンジャーSCENE 1NG
20 忍者ハットリくん忍法で無敵OK
21 白猫斎登場OK
22 スターソルジャーメインNG
23 NG
24 NG
25 NG
26 NG
27 フルパワーアップNG
28 NG
29 スターブレインNG
30 迷宮組曲スタート~城外OK
31 ドアオープンOK
32 ドアクローズOK
33 城内OK
34 ?
35 井戸OK
36 ボスOK
37 ファンファーレ2OK
38ボーナスステージ(OK)
39 コングラッチュレーションOK
40 ミスOK
41 ゲームオーバーOK
42 エンディングNG
43 NG
44 新人類ゲームオーバーOK
45 ミッキーマウス不思議の国の大冒険OCEANOK
46 PIRATES SHIPOK
47 ボスOK
48 ?NG
49 新人類ステージクリアOK
50 ミッキーマウス不思議の国の大冒険コングラッチュレーションOK
51?
52新人類STAGE2-1~4OK
53STAGE3-1~4?
54STAGE4-1OK
55STAGE4-3OK
56タイトルOK
57?
58ミッキーマウス不思議の国の大冒険NG
59WOODSOK
60NG
61ボンバーキングステージボスOK
62ラスボスOK
63NG
64ボンバーキングアイテムショップOK
65ボンバーキング地下OK

※下線が更新部分です。 最終更新:2006/6/15

「20世紀ファミコン少年」 CD ②
   【摘要】  緑字 … 作曲:キノコ、ファミコン収録を確認済み
         青字 … 作曲:キノコ、ファミコン収録未確認
         赤字 … 作曲:キノコ、NGテイク
         黒字 … 作曲者不詳

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     
ゲームタイトル場面テイク
1高橋名人のBUGってハニーNG
2 ステージ 2OK
3   ↓SCENE 3?
4 無敵OK
5   ↓SCENE 4?
6   ↓SCENE 5?
7 ミスOK
8 ゲームオーバーOK
9ヘクター’87タイトルOK
10   ↓HISTORY1OK
11   ↓HISTORY2/4/6OK
12   ↓HISTORY3/5OK
13   ↓
14   ↓ヘクターボーナスOK
15   ↓ステージクリアOK
16   ↓ゲームオーバーOK
17   ↓エンディングOK
18ボンバーキングタイトルOK
19   ↓ピリオドスタートOK
20   ↓BGM1OK
21 パワーアップNG
22   ↓ボーナスステージOK
23   ↓ピリオドクリアOK
24   ↓BGM2OK
25   ↓コンプリートOK
26   ↓ゲームオーバーOK
27???
28???
29???
30???
31???
32???
33???
34???
35???
36迷宮組曲ゲームスタートNG
37   ↓ゲームスタート~城外NG
38   ↓小さくなるNG
39   ↓大きくなるNG
40   ↓ボスNG
41   ↓ファンファーレ2NG
42   ↓ステージクリアNG
43   ↓ゲームオーバーNG
44   ↓コンプリートNG
45   ↓コングラッチュレーションNG
46   ↓コングラッチュレーションNG
47ミッキーマウス不思議の国の大冒険NG
48   ↓SCENE4?NG
49   ↓NG
50   ↓NG
51   ↓タイトル?NG
52   ↓ステージクリア?NG
53   ↓コンプリート?NG
54 ゲームオーバーOK
55   ↓コングラッチュレーション?NG
56高橋名人のBUGってハニーSCENE1?NG
57   ↓NG
58 サイドステージOK
59ボンバーキングBGM2NG
60高橋名人のBUGってハニーパワーアップ?NG
61   ↓ボス?NG
62   ↓ミスNG
63   ↓ゲームオーバーNG
64ヘクター’87HISTORY1NG
65   ↓HISTORY1~ボスNG
66ボンバーキングNG
67   ↓パワーアップ?NG
68   ↓ステージクリア?NG
69   ↓ピリオドスタート?NG
70??NG

故郷札幌を離れて上京したのが1988年。キノコさん26歳。定職なし。上京の理由は「バンドでがんばる」ことただ1点。バンドはアマチュア度100%、音楽界に全く何のコネもなし。若気の至り、ムチャなことするもんです。
Photo_2『星観る人』 / 星観る人 (1989.2)
1.俳句 (キノコ)
2.幻影を振り切って(タマオ)
3.シェルター (タマオ)
4.焦点 (キノコ)
5.木曜日の月にささぐ(吉田茂生)
   《カバーイラスト:カワムラDogfaceタケヒデ(MAHYA)
当時ヤマハの「デジタル・インストラクター」や「キーボード講師」をやっていた私はイヤというほど電子音漬けの毎日。最初はワクワクして始めたはずの自動演奏がいつのまにか苦痛に変わっていました。当時流行ってた「レベッカ」「バービーボーイズ」「米米CLUB」「プリンセス・プリンセス」…生徒が目を輝かせながら自分の好きな曲をシーケンサに入力して私に聞かせます。「先生、やっと全部打ち込みました!どうですか?」「どれどれ…(なんだこの無味乾燥さは。音符が死んでる…誰が打ち込んでも同じ。これはもはや音楽ではない…)うん。なかなかいいね。よくがんばったね(作り笑顔)」いや違う!バンドの曲はバンドでやればいいじゃん!こんな仕事イヤだ!
というわけで仕事を捨てて自由になったキノコさんのある意味「魂の叫び」渾身の1stアルバムなわけです。「オレは意地でもキーボードは弾かね。あれは単に『スイッチの羅列』だ。楽器じゃねえ。」と悪態をついてました。ギタートリオの形にこだわり、一切の多重録音、録リ直しも全員に許しませんでした。演奏は稚拙ですが無職の人が作った作品ってピュアですよ(笑)。
   空想科学度   … ☆☆☆☆
   なんちゃって度 … 
   癒し度      … ☆☆☆☆☆
   おススメ度    … ☆☆☆☆

TVドラマ「太陽にほえろ!」。放映開始は1972年ですが私が見始めたのは松田優作ふんするジーパン刑事が活躍していた時期。1973年秋くらいから(キノコさん小6)ですね。音楽が大野克夫氏、演奏が井上尭之バンド。タイトル曲のイントロのエレキギターのカッティングフレーズがカッコよかった!シビれた!!で、リズム隊がすんげーGROOVEしてた。キノコさん小6、生まれて初めて「エレキベース」の存在を知り「オレもこんな風にベース弾きたい」と完全に目がハートマークになりましたね。
Photo_1タイトル曲もさることながら『青春のテーマ』ね。まさに劇伴の王様、King Of GEKIBAN 1973の称号を贈りたいですよ。ジーパン刑事のアクション・シーンといえばこの曲でキマリでした。「正義感が強く、無鉄砲なところもあるけど優しい心の持ち主。そしてケンカはめっぽう強い」…ジーパン刑事は絵に描いたようなヒーローでした。トランペットの勇壮な響き。カッコよくて歌いやすいメロとコード進行。余りにも松田優作のアクションと『青春のテーマ』がシンクロしてしまったがためにジーパン刑事殉職後はこの曲は「永久欠番」扱い。「テキサス刑事のテーマ」「ボン刑事のテーマ」「スコッチ刑事のテーマ」…それぞれの刑事に別なテーマ曲がつくようになったのでした…

生まれも育ちも一般ピーポー。どちらかというと品のない冗談が好きなキノコさんだったので「迷宮組曲」城内BGMを作るにあたり、さすがにちょっと緊張しました。お城の中だもんなー。王様、お姫様、王子様…フカフカのじゅうたん、豪華なシャンデリア、宮廷オーケストラ、毎日開かれる舞踏会…。途中までできてるグラフィックを見せてもらっても「真っ青な空」が印象的な城外とはうって変わって仕掛けだらけのまさに「迷宮」。ロック調やフュージョンっぽいノリとは一味違う雰囲気が必要かも…?
で、宮中舞踏会といえばワルツだろうという単純な発想でキノコさん生まれて初めてワルツの曲作りにトライしたわけです。「小学生が鼻唄で歌えるような単純なメロのCメジャーのワルツ」と決めて家の周りを「♪ブンチャッチャーブンチャッチャー」歌いながらウロウロ。「フンフン作曲法」ですね。たぶんご近所の何人かの方は「ヤバイ奴がいる」と思っていたことでしょう。「フンフン作曲法」はその日その日の調子によって思いつくまでの時間が全然違うんですよ。キノコさんの悪い癖は「繰り返し歌っているうちにどんどんフレーズが難しくなっていって、しまいにはアドリブになり、やがてフリージャズみたいになって収拾つかなくなる」というところです。ワルツで始めて主旋律のイメージはバイオリンだったはずなのにいつの間にか5拍子の変拍子でドラムが叩きまくっていてテナーサックスがブイブイ鳴ってるような曲調になってるわけですよ。「♪ハラホロヒレハレ、ヒャリラリ~いかんいかん。何やってんだ。最初からやり直し。ドラム撤収。テナーサックス撤収。ハイ、ここはお城の中です。王様がいます。お姫様もいます。3拍子ですよー。ワルツですからねー。小学生が学校帰りに歌えるメロにしてくださいよー。気持ち切り替わりましたかー?はい、♪ブンチャッチャーブンチャッチャー」…ってそんな事ブツブツ言いながら家の周りウロウロしてたらホントにヤバイ奴だってばよ!そんなわけであの城内BGMのメロディー、単純なようですが産みの苦しみもあったのでした…。

CDBOMBERMANTHE MUSIC」。言わずと知れたハドソンのビッグネーム・タイトル「ボンバーマン」の音楽のすべてが網羅されているようなアルバムですね。ゲームの世界に疎い私はこのCDのジャケットを見ていかに多くのゲームハードに「ボンバーマン」が移植されていたのか初めて知った次第です。「セガサターン」にも「NINTENDO64」にも両方移植されてるタイトルって珍しくないですか?
Bomberman_the_music_1で、この「ボンバーマン」のBGM作曲者が竹間ジュンさんなわけですよ。私はほんの数回しか直接お会いしたことはないのですが印象としては一言「ステキ」な方ですね。
「メチャメチャ頭いいけど気さくで、物腰低いけどスジを通す所はしっかり通す」そんな女性。なかなかこういう方いません。
CDの中ジャケに「Composed by 竹間ジュン」とあります。大半は竹間さん作曲なのですがしかし全曲ではないんですね。そういう時に黙ってられないのが彼女の「ステキ」な所でアルバムのプロデューサーにその件を報告し、なおかつご自身のHPには作曲者をわかる範囲で明記しておられます。このCDの中では#14、15、17、18「ボンバーキング」がキノコさんの曲です(#16は私の曲ではありません)。中ジャケの記述と事実が違いますね。その他にも彼女のHPによれば後半の曲は違う作曲家の手によって書かれたものもあるようです。私のところにも彼女から事実関係の確認メールをいただきました。
そんなわけでこのブログをご覧の皆さん、竹間さんはCD「BOMBERMAN THE MUSIC」が全曲ご自身の作によるものだと思われることに対して懸念されていらっしゃいます。彼女に非はまったくないのでご理解のほどお願い致します。悪いのはむしろ私です。「おめーが『ボンバーキング』作曲したんならした、って最初からハッキリ言えよ!」って感じです。ほんとスミマセン…

変身ヒーローの代名詞、「仮面ライダー」。藤岡弘が演じた初代ライダーがTV放映されたのは1971年4月から。キノコさん小4の新学期でした。ちなみに「帰ってきたウルトラマン」1971年4月より放映開始。で、ここからの3年間(1971~73年)「変身ブーム」が巻き起こりヒーロー物がTV画面上をにぎわしたのです。(キノコさん小4~6)月曜から日曜までゴールデンタイムに変身物の番組がない日はありませんでした。「仮面ライダー1号」⇒「2号」⇒「V3」、「帰ってきたウルトラマン」⇒「ウルトラマンA」⇒「ウルトラマンタロウ」を2大巨頭として実写モノでは「流星人間ゾーン」「ミラーマン」「ファイヤーマン」「人造人間キカイダー」…アニメ物では「科学忍者隊ガッチャマン」「デビルマン」「キューティーハニー」「マジンガーZ」…。
私は「劇伴」に興味を持ち始めた頃でこれらの劇中音楽に夢中になっていました。これらの音楽は今考えると優れた曲もあれば粗悪なモノもある、玉石混交だったのですが総じて「わかりやすい」という特徴がありました。いわゆる「ステレオタイプ」だったんですね。「事件発生」「出動」「戦闘」「ピンチ」「勝利」「平和が戻る」…それぞれの場面で流れる曲がすべて私にとって技術的な教科書になりました。
しかしながら同時期、夕方に再放送されていた冬木透氏の「ウルトラセブン」はやはり別格でしたね。品質が明らかに違いました。小学生が背伸びしてオトナの難しい本を読んでいる感覚。「疑惑」「葛藤」「膠着」「幻覚」…いまだに追いつけない私にとっての精神的な教科書です…

キノコさんがベースで参加しているバンド「SALT PEANUTS」、今年初ライブが決まりました。
3月5日(日)大塚 WELCOME BACKです。
※終了しました。
昨年8月にふるさと札幌でのライブをやって以来6ヶ月の放牧明けとなります。
前にも書きましたがこのバンドでは私は「1プレーヤー」であり曲は提供していません。ファミコン音楽の演奏は1曲もありませんよ(念のため)。私の大好きな杉原くん(作詞・作曲・ギター・ボーカル)の世界にふれてほしい。ただそれだけです。
まだちょっと先だけど…皆様のお越しをお待ちしております。

私がBGM作曲に関わった初期の4作品を発売順に並べると
 1985.10 … チャレンジャー
 1986. 3 … 忍者ハットリくん
 1986. 6 … スターソルジャー
 1986.11 … 迷宮組曲
「スターソルジャー」の頃のハドソンはおそらく飛ぶ鳥を落とすような勢いがあったんだと思います。当時私はほぼ毎週のようにハドソンを訪れていましたが、テナントビルの1室だった開発ルームが立派な自社ビルになったのもこの頃だったと記憶しています。社員数もどんどん増えていたのでしょう。行くたびに新しい顔が増えていきました。開発中のゲームのバグを発見するために何人もの若者(アルバイト?社員?)が1日中ゲームをしている姿も見かけました。いくらゲーム好きな人が集まってくるとはいえバグを発見するために『仕事として』ゲームをしているとは…。一種異様な光景でした。
当時ファミコンは社会現象になりつつありました。皆さん「スターソルジャー」というキーワードから何を連想しますか?「高橋名人」「16連射」「夏のキャラバン」「ゲームは1日1時間」…シューティングゲームの攻略は男の子のステータスだったことでしょう。
「2連射」くらいしかできないキノコさん(最近マウスのダブルクリックもヤバい)が「スターソルジャー」から連想するのは高橋名人もさることながらプログラマーのNさんです。「スターソルジャー」は私が初めてブチあたった壁。NG出まくりのホロ苦い思い出がよみがえりますね…