CHALLさんという方からメールをいただきまして。「ミッキーマウス不思議の国の大冒険」の最速クリア動画サイトをご紹介いただきました。7分32秒でクリアしてるのかな?ふ~ん。キノコさんはファミコンがヘタ!なのでこの動画を見てもプレイヤーの腕が「どこがどうスゴイのか」いまイチわかりません。ただおかげさまでCD「20世紀ファミコン少年」の曲目リスト、「?」部分がまた少し解明されました。CHALLさん、情報ご提供ありがとうございます。
さて、BGMに注意しながら動画を順に見ていくと「ステージタイトル」⇒「各ステージ」⇒「対ボス戦」⇒「コンプリート」というルーティンが繰り返されているのがわかります。で、どこが私の担当した部分かというとルーティン部分では
ステージタイトル … 作曲者不明
各ステージ … 下記参照
対ボス戦 … キノコさん作曲(Disc1-#47)
コンプリート … 作曲者不明
ということで「対ボス戦」のみが私の曲です(動画ではボスキャラが「瞬殺」されているのでほとんど聞かれませんが)。ステージ別では
①「FUNHOUSE」 … 作曲者不明
②「OCEAN」 … キノコさん作曲(Disc1-#45)
③「WOODS」 … 作曲者不明 (Disc1-#59)
④「PIRATES SHIP」… キノコさん作曲(Disc1-#46)
⑤「CASTLE」 … 作曲者不明
ですね。あと「CONGRATULATION」がキノコさん作曲(Disc1-#50)であることもわかりました。こういうマニアックなサイトがあるんですね。インターネットって深いなー。「ミッキーマウス不思議の国の大冒険」ファンのみなさま、動画を是非お楽しみください。今後もユカイな情報、お待ちしております。
SALT PEANUTS、次のライブ日程が決まりました。6月18日(日) 17:00~(終了しました)
大塚 WELCOME BACK
1ヶ月ほど時間がありますね。ギター・ボーカルの杉原くんの創作意欲は依然、絶好調です。おそらくライブ当日は新曲を2曲ほど発表できるかと思います。現在アレンジを練っている最中です。
東京近郊で興味のある方は是非お越しください。曲はすべて杉原くんのペンによるもので私は1曲も提供していませんが、彼の曲と唄を是非聞いていただきたく思います。彼の作る曲はホントにイイですよ。私はずーっと杉原くんの大ファンでして。彼の良さは「直球勝負」にありますね。例えるなら阪神タイガースの藤川投手のピッチングに通じるものがあります。直球しか投げられない「おバカ・ピッチャー」というのではではなく変化球の「ひきだし」を持っている上でここ一番という時には直球で勝負する、という「クレバーな本格派右腕」なのです。私は一緒のバンドで同じステージに立ちながらいつも「杉原ファン」として楽しく演奏させてもらってます。音楽はやっぱり「直球勝負」ですよ(笑)。
「ラザロ」のシーン、皆さんどういう思い出をお持ちですか?画面の4つ角に現れる不気味な顔のパーツ。合体しようとだんだんにじり寄って来る…合体すると厄介な敵になる。合体する前に撃破せよ!そんな緊迫の場面ですよね。「FAMICOM 20TH ANNIVERSARY ORIGINAL SOUND TRACKS VOL.2」でいうと#60、CD「20世紀ファミコン少年」でいうとDics1-#15の曲です。実はこの曲、2音しか鳴っていません。パート1(矩形波)とパート3(三角波)だけです。「ここはとにかくプレイヤーが『撃ちまくる』場面なので弾を撃つ効果音用にパート2とノイズはとっておきたい。残りの2音だけで何とか緊迫感を出してください。」そんな要請がプログラマーのNさんからあったように記憶しています。で、開発ルームで「ラザロ」のグラフィックを見せていただいたわけですが第一印象は「無機的・無感情な物体」!いわゆるステレオタイプな「敵役」。小学生が何の迷いもなく「ブッ壊したる!」ってストレートに思えるキャラでBGMも作りやすかったですね。で、2音までという制限の中でキノコさんがとった手法は「ホールトーン」でした。日本語でいうと「全音」。ド・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ#・ド…ですね。ギターやベースでいうととにかく1フレットとばしに弾くとホールトーンになります。そのホールトーン・スケールを速いスピードの6連符で鳴らしてワケわかんない不気味な感じを出しました。いかがでしょう?ただ「ラザロ」の出現に慣れたプレイヤーにとっては「確実に倒せる」相手の出現BGMに過ぎずホールトーンもクソも何の緊張感もなかったかもしれませんが…
阪神タイガース、金本選手。みなさんご存知の通り「連続全イニング出場、世界新記録」を更新し続けています。毎日、毎日が世界新記録なのです。おわかりですか?メチャメチャすごいことが「日常的」に起きているのです。本当なら連日スポーツ新聞のトップ記事と7時と9時と11時のNHKニュースで大々的に取りあげられるべきことがほとんど誰の注目も浴びず、ひっそりと積み重ねられているのです。
まあ、その点阪神ファンは事の重大さをよくわかってますよ。世界新記録の継続の重みも知っています。デイリースポーツには毎日の世界新記録がしっかりと報じられていますからね(笑)。デイリースポーツばんざい!
それにしても今日のゲーム、良かったなー。「阪神×ロッテ」見ていてキノコさん、感動しました。8回ウラ先頭の3番シーツが2ベースで出塁。続く4番金本(手のケガのため本調子でない)が難しいタマを無理に1塁方向にゴロを打って1アウト3塁に(進塁打)。そこで気分的に楽に打席に入った5番今岡が初球をセンターオーバーの3ベース!なんていいクリーンアップなんだ。団体競技はいいにゃー。そして金本選手と同じ時代に生きていること、これはとても幸せなことなのですよ。見に行くたびに世界新記録だなんて!今年も阪神大応援!ナマ金本見に行くぞー。
罰帝さん、「ユーゲー」編集長の山本さんと共に3月5日のソルト・ピーナッツLIVEで初めてお会いしたのがWiz.さん。私のご紹介できる範囲ではCD「FAMICOM 20TH ANNIVERSARY ORIGINAL SOUND TRACKS VOL.2」のRecording Staffにクレジットされている方であり、1チップ音源による音楽サークル「FMPSG」の主宰をされている方であり、「MSXマガジン 永久保存版3」に「SCC音色作成講座」を書いた方です。
まだ1度しかお会いしていませんが間違いなく言えることは「メチャメチャ頭イイ人」でなおかつ「アツく」そして「ユカイな」人だということでしょう。画像の2作品『Wiz.Chronicle』を聴いてみて感じるのは「愛情」です。「PSGやSCCの音源に愛情をふきこんだ方」だということです。「マシン語を使いこなす」知識(私にとっては「神」の領域)と「キレイな音を鳴らしたい」という情熱、そして音楽をユカイに楽しもうという姿勢がバランスよくこのCDの中には「調合」されています。
お見事です。ゲームミュージック・ファンでまだこのCDを聞いてない方は損してると思いますよ。今すぐお問い合わせです。とにかく音がキレイ!そしてプログラミングに愛情がこもってます。「音速の貴公子」ならぬ「音色の魔術師(Wizard)」です。ポルタメント、ディレイ、ビブラート、フィルタリング効果…もしも20年前にWiz.さんと出会っていて共同でゲームBGM制作できたならスゴイ音楽が作れたのかも…っていう妄想が広がりますね(笑)。ブロガーとしても大先輩で私もちょくちょく訪れては笑わせていただいてます。「超兄記」ホントに面白いですよ。まだ行ってないという方、今すぐ飛んじゃってください。ラーメン好きな方は特に(笑)。
「ゲームオーバー」BGM。プレイヤーにとってみれば最も「聞きたくない」音楽でしょうか。「ステージコンプリート」や「コングラッチュレーション」の音楽なら落ち着いたいい気分で聞けるでしょう。でもおそらく「ゲームオーバー」の時は精神状態が「なんだ!このクソゲー(自分のミスを棚にあげて)」的になっているのでBGMを最後まで聞くことなく
A…「ちくしょもう1回」リセットボタン
B…「もうこんなゲーム2度とやんね」電源OFF
C…「この○×△■!」コントローラをTVに投げつけ
このABCいずれか、というところでしょうか…
CD「20世紀ファミコン少年」でいうとDISC①-#10。ハットリくんを相当やりこんだ方でも「ゲームオーバーってこんな曲だっけ?」って知らない方多いんじゃないでしょうか。たった8小節の小品でどこにでもあるような曲ですが5小節目のコードがマイナーでちょっとオシャレな感じがわずかな特徴です。
F6 |FMaj7 |Gm6 |Gm7 |
Bbm7 |FMaj7 D7-9 |Gm7 C7-13 |F C7 F |
このサブドミナントをマイナーにするのが私は好きでして…言ってみればクセみたいなもんなんですね。キライな方と意見の分かれる所だと思います。「この5小節目は素直にBb(メジャー)でいいじゃん」という方も多いでしょう。楽器のできる方は是非両方試してみてください。あなたはどっち派ですか?
CD、MD、MP3プレイヤー…世の中どんどん便利になり移動中の電車内でチャッチャッとボタン操作ひとつで1000曲もの中から好きな曲を選んで聞けるようになりました。サビまで聞く前にAメロBメロの段階で「つまらん」と思って次の曲へスキップ。時にはイントロだけ聞いてスキップしたり…。先日、とあるCD屋の試聴コーナーでキノコさんも10枚くらいの新譜を目の前にスキップスキップやっておりました。
世の中には莫大な量の音楽ソースが流通していて、一個人が聞ける音楽の量は例えて言うなら太平洋に生息する全部の魚の総量に対してバケツ1杯くらいみたいなもんでしょうか?そう考えると「自分の好きな曲に巡り合うため」には手当たり次第にスキップする作戦も時に有効だと思います。太平洋のいろんなポイントに身軽に出かけてあちこちで網で魚を獲るイメージ。獲っては捨て、また獲っては捨て…
一方カセットテープは、というとランダムアクセスが苦手ですから基本的に「一度スタートしたらそのまま最後まで聞く」姿勢をとります。最初は好きでもなんでもなかった曲が何度も聞いてるうちにいつの間にか好きになるっていう経験ありませんか?そうやって好きになった曲って自分だけの特別な1曲になったり…。広い太平洋であえてポイントを移動せずイカダの上でゆっくりと釣り糸を垂れているイメージ。釣った魚、見た目はマズそうだけど食べてみたら意外にウマイじゃん…これもひとつの「ビックリ箱」効果だと思うんですね。そんなわけでキノコさん、2種類の魚の獲り方を両方とも楽しんでます。カセットテープの不便さ、なかなか捨て難いですよ。
カセットテープを英和辞書でひいてみました。cassette = (宝石類を入れる小箱)だそうです。なんて洒落たネーミングなんでしょう。まあ実際にはテープの中身に何が入っているかによって変わりますよね。宝石箱にもなるしガラクタ入れにもなるし…。で、私の場合カセットテープは時に「オモチャ箱」であり「ビックリ箱」なんですね。なぜかと言うとキノコさん、「貧乏性」のためにテープに空きスペースを作らずフルに録音しちゃうからなのです。例えば90分テープのA面B面に2枚のLPを録音するとして…。45分フルに埋まるレコードはあまりないのでだいたいの場合5分くらいテープの最後の方が余りますよね。フツーはその5分間は「空けたままにしておく」でしょ?ところがどっこい。キノコさんの場合はその5分間を違うソースで埋めちゃうんですねー。しかも何のつながりもない意表を突いた組み合わせを好む傾向にある…ピンクフロイドの「WALL」の後に森高千里の「17才」、ビートルズの「ABBEY ROAD」の後にTVから『マイク録音』した「バビル2世のテーマ」、ウェザーリポートの「HEAVY WEATHER」の後にAMラジオからエアチェックした「鶴光のオールナイトニッポン」…「乳頭の色は?」「注射したろか?」ですよ。中学高校の時はお金がなくてカセットテープが常に不足していたため「やむを得ず」こういう手段をとっていたのですが、オトナになってからは「これは面白い」という事で積極的に『のちのち、忘れた頃に聞くはずの自分をビックリさせてやろう』と、半ば作為的にいろんなソースでテープを埋めていましたね。ホント、ヒマ人です…
『星観る人』というバンドで私は12年間に40曲くらいのオリジナルを発表しました。年間平均にすると3~4曲。決して多いとは言えない数です。一方ファミコンBGMには「尺が短い」こともありますがNGテイクも含めて4年間に200曲くらいを作りました。
ファミコンBGMほどのペースでオリジナル曲を作れなかったのはやっぱり「産みの苦しみ」ってヤツでしょうか。音楽に限らず『創作』を経験された方には共感していただけると思うんですが、「ゼロから何かを創り出すこと」ってものすごいエネルギーが必要なんですね。
さて、10年来の友人であるyasueさんがこのたび『星観る人』の1stをキレイに「再CD化」してくれました。ありがたいことです。改めて聞いてみると演奏はヘタなんですがとても「一生懸命」やっています。以前ご紹介した通り、ギタートリオでの一発録り、一切のオーバーダブなし、「No Synthesizer」な音です。1曲1曲、苦しみながら産み出した曲たちです。興味のある方は私の個人メール宛お問い合わせください。
開発スタッフの意気込みの強さをひしひしと感じつつ、まずは「1面BGM」の作曲に取りかかりました。いつものように開発ルームで完成度50%くらいのグラフィックを見せてもらい、プログラマーのヘクターさんからは「とにかく『カッコよく』『イケイケな感じで』『ノリのいい曲』を」…と条件を出されたように記憶しています。キノコさん、張り切りましたよ。「ヨーシ!全国の小学生が友達どうし、学校帰りに大声で唄いたくなるようなカッコイイ曲を作るぞ!」
で、「フンフン作曲法」で割とすんなりとメロ、リズム、ベースラインが浮かんできて「お?これはいいんじゃねえ?ノリノリでイケイケだぜ!」と結構自信満々でプレゼンしたのが「20世紀ファミコン少年」でいうと②-#64。ところが結果はあっさりとNGでした。
NGの理由はたしか「メロが抽象的で唄いずらい」「長尺すぎて展開が難しい」だったと思います。んー。言われてみればなるほど…納得です。こういう傾向は私の悪いクセなんですね。ちょっとでも油断するとすぐPOPな方向から曲が離れてゆくんですよ。自分では「フンフン作曲法」で精一杯POPに作ったつもりでも結果的に「机の上で書いたような解りずらい曲」になってしまう。この曲のNGはとても勉強になりましたね…