屋久杉の番組をみて。 | 屋久杉アクセサリー☆樹之香

屋久杉アクセサリー☆樹之香

2005年、長男出産と同時に屋久島に運命的に移住。産後うつを抱えながら屋久杉や天然石を使ったマクラメアクセサリー作りに没頭。2020年、自分の魔女性に目覚めワークを開始。屋久杉のヒーリングパワーと四柱推命鑑定で世界でたったひとつのヒーリングアクセサリーを作ります♡

昨日、夜の7時から鹿児島県の放送で屋久島の特集でした。林野庁が土埋木を森からヘリコプターを使って引き上げる数を大幅に減らす事を、山師といって山から土埋木を取り出す業者と屋久杉を使って工芸品を作る仕事をしている方々の紹介と共に、視聴者に問うような番組でした。
うちは工芸品を作る方々が捨てるような端材を使って小さなものを作っているのでさほど影響はないですが、上記のような仕事をされている方々には心配な取り決めです。
マスコミは何を言いたかったのかよくわかりませんが、どちらかといえば林野庁を批判しているような構成でした。
この問題は屋久杉に関連のある産業に従事している人々にはいつも頭のかたすみにある問題です。遅かれ早かれ屋久杉はいつか枯渇します。
今、若い企業で屋久杉に頼らない産業を興す活動をしている会社があります。
現にお土産屋さんではそのような商品が少し並んでいます。
個人レベルでやっている人もいます。
うちで売っている苔もその方から仕入れています。
うちの商品だって小さな屋久杉とは言えそれがなければお土産として価値がありません。
できるだけ長く、屋久杉を使わせて頂きたいのは山々です。
ですがそれは人間のエゴでもあります。
変わらないものなど何もない。万物は流れていきます。
なので、私としては今出来ることをするだけでいいも悪いもないのですが確実に屋久杉は消滅します。
それは大きな意味でいえば私たちの生活を見直す時がきているという警告だと思います。
屋久杉の愛は私達を救い親のように大きく包んでくれました。
今、世の中は大きく変わろうとしている境目だとよく言われています。
どんな世の中を作るのか、、、千年以上も人間を見つめてきた屋久杉に敬意を払い思いを馳せるときそれがわかるのかもしれません(^O^)