癒しは宝? | 屋久杉アクセサリー☆樹之香

屋久杉アクセサリー☆樹之香

2005年、長男出産と同時に屋久島に運命的に移住。産後うつを抱えながら屋久杉や天然石を使ったマクラメアクセサリー作りに没頭。2020年、自分の魔女性に目覚めワークを開始。屋久杉のヒーリングパワーと四柱推命鑑定で世界でたったひとつのヒーリングアクセサリーを作ります♡


どうしてアロマや天然石に惹かれてきたのだろう・・・と思うとやっぱり癒されたかったのだと思う。さまざまな癒しの手法があって自分で勉強したりカウンセリングを受けたり高いお金を出して教材を買ったりした。でも、心底癒されたと思ったことはなく時だけが過ぎていく。屋久島に来てからもその感じはどんどん強くなっていき今はやりなのかどうかわからないが中年の引きこもりのようになってしまった。仕事が室内でという理由をこじつけに最低限の外出しかしなくなった。辛くなってカウンセリングを受けた。屋久島にも対面でカウンセリングをしてくれる人がいるのだ。
インナーチャイルドの癒しだった。ゲシュタルト法というものらしい。それは勉強不足だった。
心の奥底の声が、怒りが、叫びが出てきた。もう乗り越えたことだと思っていたのにぜんぜん前に進んでいなかったんだ。それからまた癒しを探しネットである方法をみつけ早速その方の本を買って勉強してみた。
カウンセリングを受けてかなりすっきりした。が、その先がみつからないのだ。いつも。
それを探していたのかもしれない。
「答え」を探していた。誰か「答え」を教えて・・・
潜在意識はわかっている。でも、探したい。そして、探したら「答え」のようなものがみつかった。
そうするうちにどんどん自分の深いトラウマにアクセスしていき見たくなかったものに行きつく。
思春期にいじめにあい落ち込んだがその中心の子に憎しみをぶつけられずこれ以上の傷を負いたくなくてかえって媚びてしまった自分にすごく傷ついていたことを昨晩から思い出し朝はそのことで頭がいっぱいで涙がとまらなくなった。
いじめにあったことを自分が被害者のように感じていたことが辛かったのではなく自分を偽り媚びてしまったことが許せなかったと自覚した。今までの癒しは被害者の自分を思い出し慰めたり加害者を憎んだりすることを自覚し終わっていた。でも、私が今回出会った手法はその先だ。加害者は自分で作り出した現実。自分の傲慢が原因だったのだ。私は自分は優等生でいつも友達を低くみていた。ようするに自分のほうが先に周りをいじめていたともいえる。
今も外に出られないのは周りのお母さんたちと自分を比べてしまい優越感や劣等感を感じるのが辛かったからに違いない。屋久島にはそれを紛らわすようなデパートや本やさんや実家の家族がいない。自分と向き合うしかない。
それを自然が支えてくれている。のに、タブの木を切りつけてしまった。昨晩からの雷もタブの木のメッセージのような気がして謝罪のことばしか出てこない。「おまえの思考はまだ人を、自然を切りつけている・・・」そう、自然に言われている気がしてならない。本の作者の意図するところは加害者も被害者もいない世界。一人一人の思考が変われば周りが変わり世の中が変わる。そんなの無理だと思っていたけど今はそこに希望をもっている。そうゆうものに頼らなければ生きていけない弱い自分と思う。でも、いつか笑って話せるようになり今得た経験は私の宝物となるのだ。