2/23(金) 7:03
一部の人間に富が集中する経済のあり方が批判されている。特にコロナ禍以降は人々の意識にも変化に兆しがあるという。経済アナリストの森永卓郎氏と、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏の対談書『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係』(講談社+α新書)から一部を抜粋・再編集してお届けする。
連載第3回前編
森永卓郎(以下、森永) 私は昭和32年生まれで、周囲の大人たちはみんな太平洋戦争を経験していました。戦争中は食い物がまったくなかった。サツマイモを植えたけど、イモが大きくならない。だからイモのつるばかり食べたと聞かされていました。サツマイモのつるなんて、まずくて食えたものじゃないですよ。
そういう話を聞かされていましたから、いずれ食料危機が現実になると聞いても、それほど驚きはない。グローバル資本主義の崩壊も迫っているわけですから、そのくらいの大変動は覚悟しています。
大変動は経済だけではありません。政治システムの崩壊ももうすぐだと思っています。明治維新のような大変革の時代がやってきます。
「創業100年企業」が大量に生まれている
森永 実はこの3年ぐらいで、「創業100年企業」が大量に生まれているんです。毎年1000~2000社くらいのハイペースで。なぜかと言うと、いまから100年ぐらい前に創業した企業が大量にあったから。
いまから100年前に何が起きたのか。 そのころはちょうど不況の時代でした。第1次世界大戦が終わり、戦争特需、日本にとっての外需が喪失しました。 そこにスペイン風邪の大流行が発生し、世界経済がダメージを受けた。
その直後、今度はウォール街で大暴落が発生し世界恐慌がはじまった。日本は昭和恐慌に苦しむんですが、その影響で庶民のライフスタイルが大きく変化する。変化を余儀なくされたというか、庶民が初めて積極的にライフスタイルを変えていった時代なんです。
ライフスタイルが根本から変わった
森永 当時の流行語は「和洋折衷」。当時エリートと富裕層は、明治維新以来、欧米の文化をすでに取り入れていた。でも庶民はまだまだ江戸時代の生活を引きずっていたんです。
その庶民も洋服を着て、文字は万年筆や鉛筆で書くようになった。自転車に乗り、椅子に座って生活する。ライフスタイルが根本から変わったんです。
そんな時代にあわせて、万年筆のパイロットとか、椅子のコトブキといった企業が、雨後の筍のように創業した。100年前はそういう時代だったんです。 次のバブル崩壊の後も、同じような大変革が起きると思います。
後編【「1%の富裕層が残り99%を搾取する経済をどう思うか」 東大生の答えは…森永卓郎が「若い世代の価値観が変わった」と言うワケ】に続く。
一部の人間に富が集中する経済のあり方が批判されている。特にコロナ禍以降は人々の意識にも変化に兆しがあるという。経済アナリストの森永卓郎氏と、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏の対談書『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係』(講談社+α新書)から一部を抜粋・再編集してお届けする。
連載第3回後編
前編【資本主義の崩壊で日本でも「イモのつる」ばかり食べる時代がこれからやってくる…】より続く。
森永 大変革は3つの軸で起きると思います。すなわち、「大規模から小規模へ」「グローバルからローカルへ」「中央集権から分権へ」の3つ。 日本はずっと中央集権でしたが、次の時代は分権化の動きが進むだろうと思います。
コロナ禍によって、「何か違うぞ」と気づく人が爆発的に増えた。とくに若い世代にそういう人が多い。
有楽町に「ふるさと回帰支援センター」という施設がありますが、コロナ禍で相談件数が爆発的に増えたそうです。しかも、これまでは「郊外に出たい」という相談が多かったのに、コロナ禍以降は「もっと田舎らしい田舎に行きたい」という人が増えたと。
田舎に移住するのも、私みたいな年寄りだと、なかなか地域社会に溶け込めなくて大変だったりします。でも若者なら大丈夫です。だから若い人の間で田舎に移住する動きが目立っている。
私は大学でゼミを持っているんですが、若い世代の価値観がものすごく変わったと感じます。
「ついに6000万円の仕事取れました」
森永 ゼミを持ったのはいまから18年前ですが、そのころは就職状況が良くなかった。だからどの学生も一部上場企業に入ろうとしていた。もちろん入れなかった学生も多かったのですが、その後転職して上場企業に入っている。それが18年前の価値観なんです。
最近はむしろベンチャー企業に就職する学生が増えましたね。あとは、自ら事業を始める学生が出てきています。
最近一番成功した教え子は、大学在学中にアメリカへ行き、現地で「1人でCM映像を作る」というビジネスを見つけ、日本に持ち帰ってきた。営業もやって、台本を書いて、撮影も編集も一人で行う。最後にBGMを入れて、1本あたり100万円で売る。
100万と聞くと高いと思われるかもしれませんが、日本の代理店に頼むと桁が違うわけです。1000万円ぐらい必要になる。それに比べると圧倒的に破格なので、いま爆発的に売れているそうです。
彼が卒業するときに「ビジネスの調子はどう?」と聞いたら、「先生、ついに6000万円の仕事取れました」と言っていました。まだ学生なのにですよ。
「1%が搾取する経済をどう思うか」への答え
森永 「編集機とかどうやって買ったの?」って聞いたら、「先生、いまはパソコンでできますよ」。「カメラは?」「ハイビジョンのカメラ、いまなら1万円ぐらいですよ」。「カメラマンはどうしてるの?」「ドローンを飛ばしてるんで。360度カメラだから、後で適当に画角を切れるんです」と(笑)。もう時代が違うんだなと思いました。 私がテレビの仕事をはじめたころって編集機が1台2000万円もしましたから。
鈴木 東大の学生に、世界の1%の富裕層が、残りの99%から搾取する経済についてどう思うか聞いたんです。すると一部の学生は「その1%になればいい」と答えましたよ(笑)。
それも1つの考え方かもしれません。でも、その1パーセントの富裕層も、世界経済の大転換が起これば危うくなる。
普通の東大生は深く考えていない
森永 いやいや。私も東大の理科二類なので、なんとなく雰囲気はわかります。志の高い学生もいるにはいる。でも普通の学生は「理二は受験が楽だからとりあえず入った」という感じです。
鈴木 私は文科三類。就職するとなると大手の商社とか、マスコミ、官僚が多い。いきなり起業する学生はいませんでしたね。
森永 私の周りは8割がた銀行に就職しました。みんなあまり深く考えていなかった印象です。私もそうでした。
財務省は「れいわ新選組」を相手にしていない
鈴木 私は卒業して農水省に入りましたが、古巣の農水省も今後の大転換でガラッと変わるかもしれない。これまでのように仲間うちだけで政策を決めるわけにはいかなくなるでしょう。
森永 元農水大臣の山田正彦さんの勉強会に参加して、一緒にお酒を飲んだんですよ。彼は元民主党の人ですが、いまはれいわ新選組の応援をしているそうです。 状況が変わると人も結構変わるものですよね。
ちなみに、れいわ新選組は財務省の支配下になっていない例外的な党です。 財務省は主要な政治家のところに「ご進講」に行く。そうやって緊縮財政と増税が唯一正しい政策だと洗脳するんです。
山本太郎さんに、れいわ新選組には来ないのかと聞いたんですが、一度も来たことがないと言っていました。
その話を財務省OBの高橋洋一さんに聞いてみたんですが、「財務省はれいわ新選組を相手にしてないからだよ」と言っていました。
引用は此処まで。
周囲の大人たちはみんな太平洋戦争を経験していました。戦争中は食い物がまったくなかった。サツマイモを植えたけど、イモが大きくならない。だからイモのつるばかり食べたと聞かされていました。サツマイモのつるなんて、まずくて食えたものじゃないですよ。
そういう話を聞かされていましたから、いずれ食料危機が現実になると聞いても、それほど驚きはない。グローバル資本主義の崩壊も迫っているわけですから、そのくらいの大変動は覚悟しています。
この手の話は私も散々母から聞かされて育ちました。
そして母の話は決まって最後は、こう締めくくられた。
「戦後生まれの、
食べ物に苦労してきていないアンタには理解できない」
なら、なんで繰り返し聞かせるの?って思いました。
そう思うだけで直接、母に問うことはしませんでしたが。
確かに食糧危機に関して私は未だに身近な問題として
全く捉えることが出来ていません。
その点、森永氏は私と同様に話を聞いただけで覚悟が出来るとは、
さすが、私の様な凡人では無いと言うことで、
やはり尊敬に値しますね。
でもまぁツイデに書いちゃいますけど、
戦中戦争直後の日本国の食糧危機ですが、
それって多分、地域的な問題が相当あったと思いますね。
現に、私の母は空襲でボッロボロになった地域出身なので、
田舎に疎開アリの、食べ物なんも無しの、
朝鮮人に土地を奪われ居座られの、
赤ら顔の米兵に対する恨みつらみアリの、
闇米だの着物と物々交換だのとまぁ、
色々あり~のって感じだったようですが、
父の方は全く違っていて。
父は母と同い年だったのですが田舎生まれの田舎住み。
米軍機を一度も見ることも無く、
空襲も体験せず、
食べ物にも困らず、
暮らしは、そのままで、終戦したと、そう言っていました。
今のロシアとかウクライナも、そうですよね。
戦争中なのに、ちゃんと機能してる町も存在してますよね。
全部が全部、無茶苦茶になってる訳ではないですよね。
なのにね、なんで避難民とか名前まで付けちゃって、
ウクライナ人を日本国に入れ続けるんでしょうね、
何で至れり尽くせりで
ウクライナ人を住まわせ続けてるんでしょうねって。
生活の基盤が、もう日本国にしかないから帰らないって彼ら、
言い始めてるのにね。
私は最初っからウクライナ人擁護派ではないので、すみません。
勿論、ロシア擁護派でも無いですけどね。
うちらは関係ないんだから関わるな、
ウクライナもロシアも結局はソ連じゃんって、
先の戦争で、お前たちが私たちにしたことは
消えてないからなって、
そう思ってるだけなので。
大変革は3つの軸で起きると思います。すなわち、「大規模から小規模へ」「グローバルからローカルへ」「中央集権から分権へ」の3つ。 日本はずっと中央集権でしたが、次の時代は分権化の動きが進むだろうと思います。
ほぼ同意ですね。
「中央集権から分権へ」
当然でしょ。
既に中央が完全に腐りきっていますので
分権化しないと国民は生き残れません。
見たら分かるでしょ。
海外に金をバラまき続け米国の御機嫌取りをし、
私たちには増税だらけ。
で、アリバイ作りに低所得者層にだけ支援したりする。
で、その支援金は誰が出した税金からなんだよって話ですわ。
私たちが納めた税金は、
税金を納めていない人たちのものなんですかって。
私たちが納めた税金は私たち全員に均等に支援されるべきものに
使われて当然じゃないんですかねって。
誰かにだけ支援されるって話が出てくると、
決まってワラワラ出てくる「富裕層には遣るな」論。
その論に対して私は
劣等感も好い加減にしとけよと、いつも思ってる。
富裕層から出して貰った税金を低所得者層だけで一部、貰って、
あー、気分が良いって喜んで、
大半は国が盗み取って行ってることに、
何にも感じない奴らなんかに支援したって日本国が
良い国になんか絶対にならんわって、
そう思ってる。
ほんと、性根が腐ってる人間が多すぎる。
「大規模から小規模へ」
これも当然。
見たら分かるやん。
一部大企業や一部業界が奴隷欲しさに
途上国の外国人を日本国に入れ続け、
結果、誰が得してんねん。
結果、誰が損してんねん。
儲かってるの、お前らだけやん。
損してるの、うちらだけやん。
そもそも普通なら日本国に居ない筈の外国人に、
何で無関係な普通の日本人が襲われないかんの。
何でコロされないかんの。
間違ってるんだよ、今の日本国は。
こんな日本国は、もう消えてなくなって、
新しい日本国に変えなきゃいかんのだよ。
その新しい日本国には、
日本国に今いる、既にお荷物になってる外国人は一人も要らない!
間違えてもらったら困るんだよ。
日本国はね、日本人の国なんだから、
途上国の、日本国に全く馴染もうとしない、
俺たちのルールに日本人が合わせろって主張する外国人なんか、
1人も要らないんだよ!
日本国は「皆の国」じゃないんだよ。
日本国は私たち日本人の国。
国と言う概念は一体何なのかを皆、今一度考えてみるべき。
「グローバルからローカルへ」
これは、どうでしょうね。
地方を都会同様に活性化するには当然、投資が必要になる。
その投資は何処から?
過疎化してる地方が自分で生み出せる?
じゃあ都会の分を地方に鞍替え?
だったら最初から都会にプラスαし続けた方が効率的なのでは?
と私は思う。
若い人の間で田舎に移住する動きが目立っている。
いや、都会で成功した若い人が田舎に移住することは、
余りありません。
例えば途上国の外国人で、
その国で成功した者が他国に余り移住してこないのと同じです。
例えば銀座で店を構えることに成功した日本人が、
わざわざ途上国に店を構えに行くくらい珍しい御話。
そーゆー人たちって多分、
一獲千金を夢見てって感じに近いんじゃないですかね。
財務省は主要な政治家のところに「ご進講」に行く。そうやって緊縮財政と増税が唯一正しい政策だと洗脳するんです。
官僚だって、たかが人間でしょ。
その、たかが人間に簡単に洗脳されるほどの馬鹿を
政治家に選ぶ日本国民が無能すぎるんです。
馬鹿過ぎるでしょ、誰かの言いなりになってホイホイと。
あー思い出した。
典型的無能の、言いなりになってホイホイの総理。
宮澤喜一。
こいつ、私の中では河野洋平と並ぶ稀代の悪。
特亜に公式に謝罪した初の日本総理。
天皇訪中を実現させてシナに天皇陛下を政治利用させた総理。
官房長官は、あの河野洋平。
こうして書いてるだけで怒りがメラメラと・・・。
最近、こいつの孫娘って言う女がドラマに出てくる。
こんな女を起用するとは、
さすが反日メディアだなと呆れるばかりだけど、
この女を芸能界に起用して、
この女の祖父が日本国や日本人に対して何を仕出かしたかを、
なぁ~~~んも知らん視聴者を騙すような真似をし、
それを眺めて嘲笑してるんだろうなー、きっと業界人たちは。
小泉の息子もだし。
ま、いいや。
その話を財務省OBの高橋洋一さんに聞いてみたんですが、「財務省はれいわ新選組を相手にしてないからだよ」と言っていました。
高橋洋一氏。
私は個人的に根本的に、この方が好きではないと言うか、
大嫌いなので全く同意致しません。
もちろん、れいわ新選組なんて、どーでも良いし。
以上!
では、また。