夏休み、セミの羽化を観察したよ!
という投稿をチラホラ目にします。
私も息子(中3)に教えてもらい
最近東京でも見られるようになった
クマゼミの羽化を観察しました。
実際に観察したという方にも、
観察してみたいという方にも、
みなさんにオススメできる
「セミの絵本」を2冊ご紹介します。
もちろん、絵本を読むことは
実際に体験する事とは違いますが、
絵本は子どもにとって
「体験」でもあるんです。
とくに読み聞かせてもらうとき、
子どもは絵本の世界に入って
「体験」できるんです。
セミの気持ちになってみませんか?
「ぼく、あぶらぜみ」
文:得田 之久
絵:たかはし きよし
福音館書店
オスのアブラゼミが主人公で、
「ぼく」の語りで羽化の様子などが
伝えられています。
やわらかいタッチの貼り絵だったり、
人間の子どもに言及していたりと、
小さい子どもが感情移入しやすい
素晴らしい絵本です。
写真と違い、情報量が厳選されている
という点で、小さい子どもに分かりやすく、
「不思議だな」
「どうしてかな」
「本物をみてみたい」
という気持ちにつながっていきます。
未就学児さんにお勧めです。
特別昆虫が好きではなくても、
セミを知らない子はいないと思うので、
ぜひ読んでみてください。
「セミたちの夏」
作:筒井 学
小学館
こちらはセミの写真が
たくさん載っていて、
一つ一つが本当に素晴らしい!
命の美しさ、輝きを感じる
ことができます。
図鑑のような解説文ではなく、
ときに読者に問いかけながら、
やさしい語り口で
セミの一生が綴られています。
私のお気に入りページは、
卵から生まれてきたセミの幼虫。
ページ数が多い絵本ですが、
1ページある文章は短め。
すべてフリガナがふってあるので、
小学生ならひとりで読めます。
また、写真を見るだけでも
感じるものがあるので、
興味のある子は3歳くらいでも
じっくり味わえる本といえるでしょう。
小学生以上のお子さん、
大人にもお勧めです。
以上、
タイプの違う「セミの絵本」
2冊ご紹介しました。
セミの羽化を観察したい方は、
何時ごろ見に行けばいいか等、
こちらの投稿も参考にしてください。
「かがく×えほん」で、こころの成長、
人として豊かに生きる力を育み、
広い学びへと繋げていきましょう!
本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
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