屋根の上に石鹸が。 | ㈱中園建築社長のブログ

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大分県宇佐市にある国産の木と木のお家が大好きな工務店。
お家づくりやワークショップ、愛猫タマの事、時に趣味の事など
気ままに日々のいろいろを書いています。

 

お施主さんから

手作りの

かわいいプレゼントを

いただきました。

 

本当に細かく

造り込んでくれてます。

 

ハロウィンらしく

魔法のほうきも

リアルに作ってくれていて

事務所に飾らせてもらいます。

 

ありがとうございます。

 

 

 

きょうのお昼前

事務所の横にある公民館が

雨漏りしているようなので

点検に行ってみました。

 

 

ハシゴを登って

屋根の上に上陸です。

 

玄関付近が

漏っているようなので

早速

見て行きます。

 

 

葉っぱが

沢山溜まっています。

 

 

でも

葉っぱは問題ないので

他に原因がありそうです。

 

この屋根瓦が

切れているV字の所で

雨漏りしているのは

間違いないので

とりあえず

葉っぱをきれいにして

行きます。

 

 

結構

溜まっています。

 

 

葉っぱが

雨トイに落ちないように

少しづつ地道に撤去です。

 

 

 

 

なんとか

葉っぱも無くなり

雨漏りの原因が・・・。

 

谷の銅板に

穴が開いています。

 

 

近づいて見ると。

 

これでは

雨漏りし放題です。

 

 

屋根の形状により

このように谷と呼ばれる

瓦の継ぎ目ができます。

この谷は銅板で

できています。

 

 

20年~30年位で

このように穴が開きます。

 

 

昔から社寺建築に使われて

長寿命なのですが

酸性雨の酸で穴が開くのか

陶器瓦の釉薬の成分で穴が開くのか

又は

昔の銅板の方が質が良かったのか

原因は解っていませんが

谷に銅板は使わない方が

良いので

谷を作る時は

ステンレスを使うようにしています。

 

 

後は

瓦屋さんに

谷の入れ替えをしてもらいます。

 

 

それまでに雨が降ると

再び

雨漏りし放題になるので

コーキングで穴を塞いで

応急処置をします。

 

 

 

6カ所ほど

コーキング完了。

 

 

これで

しばらくは雨が降っても

大丈夫で一安心です。

 

 

その後

屋根に上がった

ついでに

うろうろしながら

点検して周ります。

 

 

雨といを少し

掃除して完了です。

 

 

こうして見ると

陶器瓦の耐久性の良さを

実感します。

 

 

このように

屋根の形により

部分的な修繕は必要でも

根本的な瓦の部分は

変える必要がないので

日本のお家には

陶器瓦です。

 

 

和風なイメージの

陶器瓦も

いろいろな形や色があるので

お家のスタイルに合わせて

選べるのも

良いところです。

 

 

長寿命で

メンテナンスコストも

少なくて済むので

陶器瓦

こだわって使っています。

 

 

 

そう言えば

葉っぱを撤去中に

気になる物体が

出てきました。

 

最初の一個目は

気にならなかったのですが

次々に出てくるので

「これなんだろう」と

良~く見ると

見慣れた会社名を発見。

 

 

 

花王の石鹸でした。

 

 

 

本当に最初は

何も思わずに

スルーしていました。

 

 

さすがに

2個目で「ん、なに」と

少し気になり

3個目で「これ、何なん」と

かなり気になり

4個目では「なんで石鹸が屋根の上に?」と

何の仕業かと

すごく気になり

 

合計4個の石鹸を

葉っぱの中から発掘。

 

 

何で

屋根の上に石鹸なんでしょうか?

 

 

不思議な出来事ありの

屋根の上からでした。

 

きょうは

山がかすんで見えました。

 

まだまだ

屋根の上

暑いですね。