小さな箱。 | ㈱中園建築社長のブログ

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大分県宇佐市にある国産の木と木のお家が大好きな工務店。
お家づくりやワークショップ、愛猫タマの事、時に趣味の事など
気ままに日々のいろいろを書いています。

 

夕方、探し物を

見つけるために

工場内へ行ってみました。

 

 

記憶違いで

何度か場所を間違え

ウロウロしながら

無事にお目当ての

小さな箱を

見つけることができました。

 

少々埃をかぶっていたので

洗ってキレイにしました。

 

この箱は

木のテーブルの脚元に被せて

水で足が腐らないようにする

脚カバーで

板金職人さんに

作ってもらった物になります。

 

堅いガルバリウム鋼板を

折り紙の様に

折って作ってくれました。

 

箱が小さいので

難しそうです。

 

 

技術で勝負の

職人さんの

心意気と几帳面さが

伝わってきます。

 

手仕事の基本も感じられる

良いお手本です。

 

 

 

職人さんと言えば

この人で

小川さんの講演会が

今月あるそうです。

 

小川さんは宮大工の棟梁さんで

今は鵤工舎で

宮大工になりたい若者を

育成しています。

 

小川さんの師匠が

西岡常一さんで

偉大な宮大工さんです。

 

この日は

わたしも参加してみたいので

日田までお出かけして

みようと思っています。

 

小川さん

西岡さんつながりで

わたしの父(会長)から

「読んでみよ」ともらった

25年位前の本です。

 

何度か

読み込んでいると

木を扱う技術者としての

信念や経験でしか得られない

その物や事に対する正解に

気づかせてくれます。

 

 

父からもらった

もう一冊の本。

これも

しばらく読んでいないので

時間がある時に

読み直してみたいと

思っています。

 

現在の家づくりでは

職人技を発揮できる所が

少なくなってます。

 

しかし

本物の素材を使って

職人技をいかしながら

時代と共に変化させて行く事で

形は違ってきても

良い素材や良い技術は変わらず

残す事ができます。

 

いろいろ経験してみて

良いと思う物や事は

これからも

お家づくりに生かして

行きたいと思いながら

きょうもブログ終わります。