48)換気扇ダクト工事 | 木の家散歩

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木の家の設計監理経験豊かな建築家・山中文彦と木材産地、職人技術者のネットワークにより、夢の木の家を造る「木の家づくりネットワーク」のブログです。自然素材を活用し、家族と環境に優しい、本物の木の家をCM型施工管理システムによるリーズナブルコストで実現します。

水道工事は比較的早めに配管が終わり、大工工事の終了後に器具をつけるのを待つのみです。


家の中で水道を使うとことは決まっていますので比較的早めに配管工事の目処が立ちます。


それに比べて電気工事は家全体にわたって満遍なく工事が必要です。


しかも、照明、コンセント、テレビ、電話、換気扇、エアコン、インターホン、コンピュータ関連など工事の種類も多岐にわたります。


図面もそれらを一緒に書くと混乱するので、4種類ほどに振り分けて書きます。



また、工事のほうは最初の配線、配管から、コンセントやスイッチボックスの取り付け、電線が間違いなく通じているか確認する導通チェック、器具付けまで、大工工事の進行にあわせて段階的に工事を行う必要があります。


杉の天井が張られてくるのにあわせて、換気扇のダクト工事も行われます。


キッチンがオープンカウンターのため、換気扇は外壁の側ではなく、キッチンのひろま側に取り付けられるため、換気扇ダクトが必要になります。



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しかも、直線ではなく90度の曲がりがあるため工事が難しいです。


鉄製の蛇腹状のフレキシブルパイプを使って天井内に配管して、アルミシートが貼られたロックウール断熱材を巻きつけて、火災を防ぎます。


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システムバスの下の天井内に、アルミの銀色の換気扇ダクト配管が綺麗に施工されました。


天井内に隠れてしまう工事にこそ注意を払って管理していきます。

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