どーも、お久しぶりです。
もうすっかり秋です。
今回はふと思い立ったのでグラフィックイコライザーについて。
PAやDAWで使ったり、ギターやベースを弾く人なら分かると思います。
ただ用途によって使い方がガラリと変わります。
PAでは主にハウリング防止でハウり易い周波数をカットする目的、DAWでは音の微調整、ギターやベースも微調整で使います。
しかしギターで使う場合の用途はそれだけではありません。知ってる方も多いですがブースターとして使う場合もあります。でも最近はクリーンブースターブームみたいな感じで様々なブースター専用エフェクターが出てます。
ただでさえ地味なグラフィックイコライザーですのでブースターとしての用途で使うギタリストは今じゃあまりいないかもしれませんね。
そこで逆パターンの使い方です。
ピッキングニュアンスやボリュームの反応が良いディストーションやオーバードライブを使った前提です。有名どころだとBD-2、OCD、Riotあたりがそういうタイプです。
これらのエフェクターはギターのボリュームを下げるとゲインも下がりクランチサウンドが出せます。当然真空管アンプも同じですね。
ただ、いちいちギターのボリュームをいじるのは面倒だっていう人もいます。
その場合ボリュームペダルを使ってゲインの調整をします。
さて、ここからがグラフィックイコライザーの出番です。
ボリュームペダルで微調整せず一気にゲインを変えたい場合はグラフィックイコライザーで可能です。ブースターと逆でレベルを下げれば良いというだけですw
さらにメリットもあります。ディストーションでただゲインを下げた状態にすると少し音がこもってしまいます。どうせクランチにするなら歯切れの良い音にしたいワケです。
グラフィックイコライザーならただレベルを下げるのでは無く周波数もちょっといじってしまえば綺麗なクランチも作れちゃいます。
地味なエフェクターですがこの使い方は個人的にはかなり重要です。
因みに名前は忘れましたがどっかの有名なギタリストはゲインダウン用でチューブスクリーマーを使っているらしいです。これはこれで興味がありますね。
ではまた!