ここ一ヶ月ほどルーパーについて色々試していました。
オーディオルーパー、ループサンプラー等と呼ばれているアレです。
ルーパーとはなんぞ?という人はググってくださいw
ギタリストやソロアーティストやDJ用など種類も増えました。
元々自分はギタリストですがクラブミュージックも好きなのでDJ機材も色々いじるのが好きです。丁度MC-303世代でDTMやDAWが普及し始めた頃なので時代の流れの速さに驚いております。
さて、ルーパーの使い方ですがソロアーティストがリズムの音を入れて上音を重ねていくというのが一番多いですね。
しかし、バンドで使うとなるとはっきりいって実用的ではありません。最近はギター用マルチエフェクターにもおまけ程度に付いていたりするので使ったことがある人は分かると思います。
ギタリスト目線で見るとツインギターでは無いバンドはギターソロの時はバッキングの音が欲しいワケです。こんな時ルーパーを使おうってなっても相当練習しない限りリズムが合いません。なぜかというとドラムに合わせていたリズムが今度はドラマーがルーパーに合わせないといけなくなります。つまりみんなルーパーに合わせて演奏しなければならないんです。ライブだったらモニターでギターの音を大きめに返してもらわないとならない場合もあります。
そんなこんなでルーパーを使うバンドが少ないのはそういう理由です。
どうしてもドラムがいるバンドで使いたい場合はリズムガイドが付いていてマスターアウトとは別にリズムガイドやクリック音を出せる機種、またはMIDIが付いているルーパーを使いましょう。
まぁそうなると現在販売されている機種ですとバンドで扱いやすいのはRolandのRC-50、RC-300位です。コントロールチェンジを送信できるMIDIフットコントローラーを使う事でKORGのKAOSS PAD KP3、KAOSSILATOR PROでもOKです。代わり種でRoland MC-09もあります。
TC ElectronicのFlashback X4にもルーパー機能とMIDIが付いていますが詳しいMIDIの情報が見当たらないので謎です。が、「MIDIによる外部コントロールやテンポ同期に対応」とあるので使えるはずです。実は物凄く欲しい機材です。最近RC-505とパイオニアからルーパー付きDJ用エフェクターの新型が出ましたが今回はスルーしますw
以上がドラムがいるバンドで使えるルーパーです。ドラマーが終始クリックやリズムガイドを聞きながら叩いてくれる(ちゃんと叩ける)のであれば多分ライブで何とかなります。
次が本題です。
ソロアーティストでリズムやベース、ピアノ等の音を外部音源で流しながらルーパーを使う方法。
これが意外と難しいんですよ。
基本的には上記のドラムがいるバンドで使う場合と似ていますが部分的にルーパーを使うのでは無くほぼずっとループさせる必要があります。
例えばiPodで音源を流してルーパーを使うとします。テンポは同期していないので数分後には間違いなくテンポがずれてしまい大変な事になってしまいます。
つまり音源とルーパーのテンポが同期していなければならないという事です。
簡単といえば簡単でMIDIで同期させれば良いのですがこれまた方法がいくつかあります。
・あくまでもシンプルにRC-20XL、RC-30、RC-3、RC-50、RC-300のリズムガイド又はループ素材や1曲まるごと保存した状態で音を重ねる方法。
実はこの方法でRC-20XLとRC-50を試しました。
機材のシステム自体はシンプルで済みますが外部フットスイッチを足さないと操作がわけわかめ。自分はフットスイッチ足しても演奏に集中できない感じが嫌でした。RC-50はMIDI付いているので外部音源との同期をマスターにしたりスレーブにしたりと色々試しましたがマスター時に操作をミスると外部音源ごと停止したり、スレーブ時はテンポは同期してもループは何故か同期しなかったり、致命的なのはループ録音→再生時の頭が最初だけ切れる。2回目以降のループは切れない。
お金のある人は大人しくRC-300を買いましょうw
何故かというと小節単位でループの録音ができるからです。録音タイミングはRC-300が行う為スイッチを押すタイミングをそこまで気にしなくて良い。なのでループのズレが少ないはず。
取説見ただけで実際に試して無いので確証はありませんがw
・KAOSS PAD KP3、KAOSSILATOR PROとMIDIフットスイッチを使う方法。
この2つはDJ用の機材です。
KP3は元々エフェクターなのですがサンプラー機能が付いています。
KAOSSILATOR PROはシンセですが同じくサンプラー機能が付いています。
このサンプラー機能を使用する事でルーパーとして使えます。録音方法が微妙に違うみたい でKP3はMIDIフットコントローラーが無いと厳しいみたいです。
どちらかというとKAOSSILATOR PROの方が使いやすい上簡単にリズム音やシンセ音を重ねられるので良いです。因みにYoutubeで「KAOSSILATOR PRO GUITAR」で検索すればいくつかヒットするので参考にしてみてください。コレも小節単位で録音されるのでズレが少なく済みます。また、どちらもMIDIで外部音源と同期も可能です。
因みにMIDIフットコントローラーで評判が良いのはベリンガーのFCB1010です。かなりデカイですがコントロールチェンジとノートメッセージを送れる上安い。設定が相当大変らしいですがw
ギターのラック操作用のMIDIフットコントローラーがありますがほとんどがプログラムチェンジの送信位しかできないので気をつけましょう。
・DJ用のソフトableton Liveを使う方法。
なんだかんだで自分はコレに落ち着きましたw
一般のDAWソフトを使っている人は最初かなり戸惑うと思います。自分もそうでした。でも理解するとなるほどDJが使う理由が分かるってなります。どんなソフトかというと基本はシンプルでとにかくループをたくさん用意してそれぞれオンオフしたりグループごとオンオフしたりする。もちろんエフェクトもあるのでフィジカルコントローラーでグリグリ操作する。そんなソフトです。今はLive9がリリースされていますがLive8からの新機能でルーパーが搭載されました。これがすばらしいんです。もちろんコントローラーやオーディオインターフェイスの設定は必要ですが設定は簡単です。
使い方はルーパーを起動させておき、ループのリズムとか1曲丸ごと用意して再生。あとはコントローラーで録音や再生を操作する。詳しい説明はYoutubeで「ableton Live looper」と検索すれば結構色々出てきます。
問題点としてはパソコンなのでトラブったら終了w
因みに現在の自分のセットはしょぼいです。PCはIBM X40 、OS WinXP、ZOOM C5.1t。
これにableton Live8を入れてますが問題無く動いています。とりあえずメモリは1GBです。定番のHDの○○化はやってません。
安く手に入れたC5.1tが意外と良い感じです。ベリンガーのFCB1010にするつもりだったんですがオーディオインターフェイス内蔵でコントロールチェンジ送信できてペダル付き、一応真空管内蔵。何より付属ソフト無し、PC認識確認済、機能未確認という事で安かったwソフトはZOOMのHPからDLできちゃうしwww気になるASIOレイテンシーも5msです。
このソフトってのが簡単に言うとZFX Plug-inというソフトシンセのギターマルチなので後で遊んでみようと思います。
もしも同じ感じで使いたいという人の為にメモ。簡単ににどのように振り分けたかというと、
スイッチ1→ルーパー録音&再生
スイッチ2→ルーパー停止
スイッチ3→踏んでいる時だけリズムトラックミュート
スイッチ4→ルーパー-2のやつ(小節が半分になる)
スイッチ5→ルーパーのアンドゥ&リドゥ
キックダウンスイッチ→ルーパークリア(面倒な時はキーボードショートカットで対応)
ペダル→リズムトラックのエフェクト、ディレイDry/Wet(フィードバックは常に最大値)
これで最低限のパフォーマンスができます。
リズムトラックのミュートは曲の途中でギターだけ鳴らしたい時に使えます。
ディレイはフィル的な使い方。
アンドゥ&リドゥとミュートの2つ押しもなかなか使えます。
あとはフィジカルコントローラーやパッドで他のトラックの操作をすれば一人でも色々できちゃいます。
USB接続のフットコントローラーはSoft StepというものやGuitar Rig()のフットコントローラーもableton Liveで使えるらしいです。
とりあえずオススメのルーパーはableton Liveという感じです。
多分次回はマニアックなアナログマルチエフェクターについて書きますw