島根の奥出雲地方は砂鉄の産地であり、古来から「たたら製鉄」が行われて来た場所で、ここ雲南市吉田町(旧吉田村)も「たたら製鉄」で栄えた町でした。
たたら製鉄は大正時代に創業を終えますが、今は「鉄の歴史村」として、周辺には鉄に関する資料館や博物館、たたら製鉄の遺構などが点在しています。
町中にも鉄の歴史博物館などがあり(入ってませんが・・・)σ(^_^;)
古い街並みが残っているのですが
たたら製鉄を管理する鉄山師として、この地に繁栄をもたらした田部(たなべ)家の土蔵群です。
だいたい、こういう旧家の土蔵とか言うと過去の遺物になりがちですが、この土蔵の奥にあるのは田部家のお屋敷だそうで・・・
この田部家、現在でも日本一の山林王として地域に大きな影響力を持っているというからスゴイですね。
そもそも、たたら製鉄というのは砂鉄と木炭を使う製鉄法で、それを経営する鉄山師は、ものすごい数の山林を所有し、田部家の土地を通らずして日本海側から瀬戸内海側には行けなかったと言われていたとかで・・・(@_@)
さらに、たたら製鉄特有の従事者間の強い結束や、地域の農民なども農閑期の臨時労働力として把握していた事もあり、地域との結びつきは、ことのほか強かったようです。
それでは、その田部家が管理していた「たたら製鉄」の集落「菅谷たたら山内」に行ってみましょう(^_^)/
☆おまけ☆
ということなんですが、ヒルドキなんで(^_^)
吉田の町中にある山里カフェでランチしようと行ってみたら・・・お休み・・・(゚_゚i)
仕方がないので「吉田グリーンシャワーの森」というキャンプ・コテージ施設に移動
なかなか見晴らしのいいレストランなんですが、誰もいなくて・・・(・_・;)
とりあえずオススメらしい、ヘルシーランチを注文して・・・だいぶ待ちました(;´Д`A
で、出て来たのが、味は出来あいですが地産野菜ドッサリのクリームシチュー(^.^)
この日の献立はコロッケと聞いてたので、ありきたりのコロッケ定食を想像してたら、続いて出て来たランチプレートには、山菜てんぷらや手作りお惣菜がのって、メインのはずの冷凍コロッケはかすんでますね(;^_^A
五穀米の御飯も出て来て、これでワンセット
なんだか変に予想が外れて美味しいランチでした(^o^;)v