こんにちは。



前回からこれまでの複合性局所疼痛症候群(crps)の闘病の経過を綴っております。



前回の記事をご覧になってない方は、是非そちらからご覧下さい。




前回の記事はこちらです↓


crpsの症状や、はじめて疑われた時の話など...





今回は、夏休みに大学病院のペインクリニックを初めて受診したときのことをまとめていきます。発症から2ヶ月たった頃の話です。



  いざ大学病院へ


はじめての大きな病院にソワソワしながら受付。当時は松葉杖をついていましたが、長距離移動のため院内の車椅子を借りることにしました。



まず大量の問診票を記入。

痛みのことや生活のこと、気持ちのことなど含めて全部で100問近くはあったと思います。





しばらく待って診察室へ。



まずは、先生に症状の経過を説明。

捻挫が治っても、足全体がジンジンと痛むこと。 

足に触れる(足が圧迫される)のが嫌で靴下がはけないこと。



あと、左足だけに感じる足の違和感についてもお話ししました。




痛みを我慢して足の指を曲げようとしても、何故だか曲がらないんです。指の付け根のあたりがすごく分厚くなったような感じがして、右足と同じように力を入れるだけでは、びくともしませんでした。



語彙力がなかった当時の私は、この足の違和感を「足に殻がついてる感じ」と説明。同席していた母に笑われました。笑



でもね、まさしく殻なんですよ。

ジブリ映画「風の谷のナウシカ」に出てくるオームみたいな!!!



こんなやつ↓です。足の殻、イメージ沸きますか?




その後、両足を見比べて左足(患肢)が腫れぼったくなっているのを確認してもらいました。




あと「最近、学校で嫌なことなかった?」と聞かれました。心理的なストレスがないか確認したかったとのだと思います。(当時は)特に思い当たることもなく、ないと答えて診察は終了。



  ​確定診断のための検査


診察を終えて、いくつかの検査を受けました。



採血と足のレントゲン、そして、サーモグラフィを撮りました。



コロナ禍で一時期は街でも見かけるようになったサーモグラフィ。



当時はあまり使われていないようでした。






サーモグラフィの機械があると案内されたのは、普段は患者が出入りしなさそうな小さな部屋。中には様々な機械が所狭しと並んでおり、まるで倉庫のよう。サーマグラフィはこの部屋の角にありました。




「足の温度を測るから右足(健肢)の靴下を脱いで」と言われ、10分以上待たされました。



何故なら、その場にはこれまでサーモグラフィを使ったことがある人がおらず、電源入れるところからあたふたしていたのです。



ようやく使えるようになった時には、両足ともだいぶ冷えてしまい、(待たされたせいで右と左の温度の差がなかったらやだなぁ...)

と思っていました。





そして、いざ測ってみてびっくり。

健肢は冷えきって青1色でしたが、患肢の足先から膝にかけては緑から真っ青のグラデーション。



つまり、患肢が不自然に熱を持っていることが客観的にも明らかになったのです。



本当に自分の左足はおかしいんだと、この時に初めて証明されたことが少しだけ嬉しく思いました。既にこの時から、「周りから変な事を言っていると思われているのかな...」と不安に思ってますからね。




そんなこんなで、初日の受診は終了。




次回は1週間後に予約を入れました。





今回はここまで。




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ではまた。