こんにちは。



今回から、これまでの複合性局所疼痛症候群(crps)の闘病の経過を書いていこうと思います。



はじめは、crpsについてと、私がはじめにcrpsを疑われた時の話です。かれこれ10年程前の話になります。


  CRPSとの出会い


MSDマニュアル(家庭版)では、crpsは次のように説明されています。



複合性局所疼痛症候群は、慢性の神経障害性疼痛であり、焼けるような痛みまたはうずくような痛みの持続に加え、痛みと同じ部位にある種の異常を伴うことを特徴とします。この異常としては、発汗の増加または減少、むくみ、皮膚の色や温度の変化、皮膚の損傷、脱毛、爪の割れや肥厚、筋萎縮と筋力低下、骨量の減少などがあります。



捻挫や骨折などの怪我が治った後でも、

ピリピリとした痛みや焼けるような痛みが続くことで、不信感を持って病院を受診して診断されるケースが多いようです。




私もそうでした。


体育の授業で走っていた時にバランスを崩し、左の足首を捻挫しました。


捻挫は2, 3週間ほどで治りましたが、日にちが経つにつれ、足全体がジンジンと痛んだり腫れたりしました。


特に、立ち上がった状態や椅子に座った状態が続くと腫れはひどくなり、痛みも増していきました。


一方で、急激に腫れがおさまり皮膚の色が紫や白っぽくなることもありました。血の気が引き、熱を発していた足が急に冷えていったのです。


また、足に少し触れるだけでビリっとした痛みがあり、靴下が履けないどころか、床に足をつけることが難しくなっていました。




足首の捻挫にしては何かがおかしい...。

そう思い、近くの整形外科を受診しました。


私の話を聞いた先生は、足の様子を見て、急に険しい顔になりました。そして、これは複合性局所疼痛症候群かもしれない...と告げられました。




  先生から説明されたこと


先生からは、crpsについて次のような説明を受けました。



  • 10万人に5人くらいの割合で発症する、稀な病態であること
  • 原因ははっきりと分かっていないこと
  • 治るのに時間がかかる(早くても半年)こと
  • 人によっては治らない人もいるが、小児の場合はほとんどが治ること
  • 発症する人は心理的なストレスを抱えていることが多いこと



そして、早めに大学病院のペインクリニックにかかることを勧められました。早く治療をはじめれば、予後も良いと言われていたからです。


しかし、当時中学3年生で受験も控えており、内申も気にしていたため、学校を休んで受診するという選択肢はありませんでした。


そこで、とりあえずは内服薬で様子を見ることしました。また、crpsと疑われたのが6月だったため、薬で改善しないようなら夏休みに大学病院を受診することになりました。




今回はここまで。



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今回ブログを始めるきっかけや決意など...






では、また。