年末になり、
ブログ記事を振り返りたいと思います。
今年も少しずつ綴っておりました
読書記録です。
ほぼ図書館本なので
今年の新刊本ではありませんので
ご紹介にはさほど意味がないのですが
ブログ記事に挙げた順に
作品を並べてみます。
◇嘘の木 フランシスハーディング
◇トリニティ 窪美澄
◇希望が死んだ夜に 天祢涼
◇心に毒を持つ人たち
ベルナルド・スタマテアス
◇あの子の殺人計画 天祢涼
◇真実の10メートル手前 米澤穂信
◇ビオレタ 寺地はるな
◇わたしの良い子 寺地はるな
◇昭和の親が教えてくれたこと 森まゆみ
◇聖母 秋吉理香子
◇フシギ 真梨幸子
◇書店員とふたつの罪 碧野圭
◇岩窟姫 近藤史恵
◇209号室には知らない子供がいる
櫛木理宇
◇星々たち 桜木紫乃
◇私の家 青山七恵
◇仮面家族 悠木シュン
◇シェア 真梨幸子
◇柘榴パズル 彩坂美月
◇あの人が同窓会に来ない理由
はらだみずき
◇コンビニ人間 村田沙耶香
◇チェインドッグ 櫛木理宇
◇神の悪手 芦沢央
◇カウントダウン 真梨幸子
◇自殺予定日 秋吉理香子
◇発達障害に生まれて 松永正訓
◇オーラの発表会 綿矢りさ
◇シフォン・リボン・シフォン
近藤史恵
◇マザコン 角田光代
◇私はあなたの記憶のなかに 角田光代
◇ユートピア 湊かなえ
◇4月1日のマイホーム 真梨幸子
◇蛇行する月 桜木紫乃
◇五年後に 咲沢くれは
◇オブリヴィオン 遠田潤子
◇冬雷 遠田潤子
どの本も
流通にのせるクオリティの文章を
書き続けて作品に仕上げた
孤独な時間と才能に
リスペクトしながら読んでいます。
物語運びを楽しみながら読む大衆文学も
美しく細やかな表現にうっとりしたり
鋭い描写が胸を打つ純文学も
図書館の背表紙を眺めながら
なんとなく手にとっては
読んでいます。
その中で面白いと思った作品は、
いつか年をとって
ひとりで外に出られなくなった時の
愉しみのために
書店で買って書棚に並べています
そうすれば
限りある家の書棚には
若い頃の私が好きだった作品が
並んでいいかなぁと
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そして
せっかくなのでこの1年間読んだ本から
心に残った作品を
3つ選びたいと思います。
(選ばなかった作品が選んだ作品ほど
面白くなかったというわけでありません。
その時の私の興味とか嗜好に合ったと
いうだけで…)
主人公のリアリティある痛々しさすら
小気味よい疾走感に読めた
「コンビニ人間」村田沙耶香。
該当記事はこちらです。
ある女性の人生を
同級生たちに語らせて
彼女の「幸せ」を問う
「蛇行する月」桜木紫乃。
該当記事はこちらです。