βエンドルフィンを増やす方法 | 自分磨きの鬼となれ!

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生前、マッスル北村は己に対して3つの誓いを立てた

肉体の限界を極める 知識の限界を極める 精神の限界を極める

私も同じ誓いを立てた。

このブログでは自分を磨くための情報を発信していきます。
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今回は究極のホルモンβエンドルフィンについて書いていきます。


<効能>

βエンドルフィンが身体に与える効果には次のようなものがあります。

・幸福感

βエンドルフィンは別名脳内モルヒネと言い、鎮痛作用はモルヒネの6.5倍あると言われています。

さらにモルヒネと違って、副作用は一切なしで、副作用どころか身体に良い影響ばかり与えてくれます。



・アンチエイジング

人は活性酸素により、細胞を傷つけられて老化していきます。

βエンドルフィンはこの活性酸素をやっつける力、「抗酸化機能」を持ちます。


またβエンドルフィンには、毛細血管を広げ血液循環が良くする効果、免疫力をアップさせ病気にかかりにくくする効果もあるため、βエンドルフィンがたくさん分泌されている人は老けにくく、いつまでも健康で若々しい外見でいられます。



・脳力の向上

これがβエンドルフィンの一番の効能でしょう。


βエンドルフィンは神経伝達物質で、脳の神経回路を作り変え、脳の活動をポジティブにします。

その結果、集中力、忍耐力、思考力、記憶力、創造力など脳の機能が全体的に向上します。


まさに脳のドーピングです。


人に一番近いと言われている動物はチンパンジーですが、チンパンジーと人との間には思考力、創造力など脳の力において圧倒的な差がありますよね。


遺伝子的にはそれほどの差が無いのに人の方が遥かに知能が発達している理由の一つがβエンドルフィンにあるのではないかと言われております。


どんな刺激を与えても、チンパンジーの脳からはβエンドルフィンは分泌されません。

人間だけに与えられたこの究極のホルモンを使わない手はないでしょう。


テストステロン は、精力が増したり、女性にモテるようになったり、筋肉が付いたり、といった、より「優秀なオス」になるための作用を及ぼします。


それに対してβエンドルフィンは、集中力、思考力、忍耐力、創造力といった、より人間的な能力を向上させるため、より「優秀な人間」になるための作用を及ぼすホルモンだと言えます。




<βエンドルフィンを増やす>

βエンドルフィンは基本的に気持ちが良いと感じることをすれば分泌されるようになっています。



-美味しいものを食べる-

美味しいものを食べるとβエンドルフィンが分泌されます、美味しいものを食べることは脳に良いんですね。

しかし、いくら脳にいいと言っても、食べすぎは活性酸素が余計に分泌され老化が進むし、胃腸に負担がかかり肌が荒れたりするので、ほどほどに。

-運動する-

15分間ほどジョギングをすると、βエンドルフィンの分泌は促進され、その効果は3時間から5時間持続します。

ジョギングの場合はできるだけ、ジムでルームランナーの上で走るのではなく、外で走るようにしましょう。
ルームランナーの上で走るのと、外で走るのとでは、筋力や心肺機能の向上に差はないが、脳機能に関しては外を走った方がはるかに向上したという研究結果が報告されています。


運動で得られるメリットは他にも、痩せる、血流が良くなる、睡眠の質が上がる、など上げたらキリがありません。運動が身体に良いということはみんな知っていますが、その効果の大きさはあまり認知されてません。


運動は身体にも、脳にもいいんです!

-セックスする-

セックスは気持ち良いことの代表ですよね(・∀・)

セックス中に分泌されるのはβエンドルフィンだけでなく、男性なら精力が増す、野望が沸く、筋力が増す、といった作用で男の魅力を上げるテストステロンが

女性は、バストやヒップが豊かなる、肌がキレイになる、髪がキレイになる、といった作用で女性を魅力的にするエストロゲンが分泌されます。


下で紹介していますが、愛をそそぐことでもβエンドルフィンは分泌されます。

なので、どうでもいい相手ではなく、大好きなパートナーとのセックスの方がβエンドルフィンの恩恵は大きいです。



-楽しい事を想像する。-


好きな人と結ばている時、夢が叶った瞬間など、楽しいことを想像している時もβエンドルフィンは分泌されます。


何かを考えるというのは、「心」という実体のないものの変化ではなく、「ホルモン」という物質的な変化をもたらします。


楽しいことを考えようが、ツラいことを考えようが、物質的には何も変化がないと思っている人、それは間違いです。楽しいことを考えた時にしか分泌されないホルモンが存在し、また、嫌なことを考えた時にしか分泌されないホルモンが存在するのです。


他のホルモンについてもまた詳しく書いていきたいと思っていますが、基本的に、楽しいこと、人のためになることを考えたらが身体に良いホルモンが分泌され、ツラいこと、人を不幸にすることを考えたら身体に悪いホルモンが分泌されます。


「頭の中で何を考えようが勝手だろ」なんて考えでいると損をします。


頭の中に思い浮かべることは実際に行動を選択する時のように、慎重に身体にいい影響を与えてくれることだけを思い浮かべるようにしましょう。


こちらの記事も是非参考にして下さい。

一番パワーを持つ感情は?愛?勇気?欲望?




-愛をそそぐ-

愛をそそぐことでもβエンドルフィンは分泌されます。

好きな異性、家族、友人、ペット、どんな愛でも構いません。


愛をそそぐことで一番の多くの恩恵が得られるのは自分です。


これはキレイ事でも何でもなく、愛をそそいだ本人の脳から、幸福感を得られる物質、頭が良くなる物質、老化を防ぐ物質、が分泌されることが科学的に明らかになっています。


Googleの研究者のチャディー・メン・タンという方は色々な人の脳をMRIでスキャンし、「何を考えているときに、人は最も幸福になるか」を調べました。そして圧倒的に幸福度を持つ人物を発見しました。


その人の職業は僧侶で名前はマチュー・リーカルさん。


リーカルさんが慈悲の瞑想をしている時に、科学レベルで測定できる最高の幸福度が測定されたそうです。おそらく、リーカルさんの脳からはβエンドルフィンが大量に分泌されていたことでしょう。ただし!


「愛」はすばらしい感情ですが、「愛欲」はダメです。

愛欲とは異性に対する欲望です。その人を独占したいという欲望です。

仏教の教祖、お釈迦様も「愛欲はクソだ」と愛欲に対しては厳しい意見を持っています。


愛欲を持つとβエンドルフィンとは反対の毒性の強いアドレナリン、ノルアドレナリンが多量に分泌されます。愛欲は不幸の源で、幸せを呼ぶことはありません。


愛をそそぐとは、親切にする、思いやりを持つ、幸せを願うということです。
他人を幸せにすることを日々心がけることで、βエンドルフィンの分泌量は増えるでしょう。



-瞑想する-

さっき科学レベルで測定できる最高の幸福度は、僧侶のマチュー・リーカルさんが慈悲の瞑想をしている時に測定されたと書きました。


瞑想により、βエンドルフィンが分泌されることは明らかになっています。

瞑想には色々な種類ややり方があるのですが


慈悲喜捨の4つの中から自分がやりやすい瞑想をするのがオススメです。

慈 みんなで仲良く、みんなで楽しく過ごしたいという気持ち


悲 悲しんでいる人や困っている人を助けてあげたいという気持ち

喜 人が成功したり喜んでいる時、それを見て自分も一緒に喜べる気持ち


捨 好きなことだけに価値をおいたり、嫌いなものに怒りをぶつけたりせず、平等で冷静な気持ち


慈悲喜捨はこのような意味を表します。


最高レベルの幸福度が検出されたマチュー・リーカルさんは慈の瞑想により、みんな楽しく、仲良くしている姿を想像していたんでしょうね。


この4つの中から、1つ得意な感情を育てていけば、残りの感情も育てやすくなると言われています。


友情を大事にする人は慈の瞑想、困っている人をほっておけない人なら悲の瞑想といったように、自分が頭の中でイメージしやすい瞑想をすると良いでしょう。


瞑想というと姿勢を正してちゃんと時間を作ってやらなければいけないイメージですが、寝る時に布団の中ででも、仕事の休憩時間にでも、いつどこで行っても効果はあります。やり方よりも気持ちの持ちようということです。


-成長する-

成長を実感した時もβエンドルフィンは分泌されます。

できないことができるようになった時や、自分の理想に近づいた時に、とても良い気分になるのはβエンドルフィンのおかげです。


成長すると、βエンドルフィンの力で幸福感が得られ脳力が向上する。すると、さらなる意欲が湧いてきて、また大きな成長を遂げる。

こういった正のスパイラルに入れば、加速度的に成長していきます。


「俺は多くの人よりも優れている」と天狗になったり変なプライドを持ってしまったりすると、βエンドルフィンは分泌されなくなり、正のスパイラルから抜けてしまいます。

成功者の方は「謙虚さが大事です」とか「未熟な私ですが皆さんのおかげで上手くいきました」と良くおっしゃっていますが、それは正のスパイラルから抜け出さないように、浮ついてしまいそうな心を必死にコントロールしているのですね。




-たくさんのβエンドルフィンを出すには-


「愛をそそぐ」「瞑想する」「成長する」は、最初に書いた「美味しいものを食べる」や「セックスをする」といった行為より高次元で、より多くのβエンドルフィンを分泌させることが出来ます。


人の身体は基本的に「やりすぎ」を好みません。いくら大好きな料理でも、食べ続けているとお腹が膨れてきて、しまいには美味しさよりも苦しさの方が上回ります。


セックスもいくら気持ちが良いと言っても無限にすることは不可能ですよね。

セックスのしすぎで死んだ人もいるらしいですし^^;


食べるにしても、セックスにしても、運動にしても、やりすぎると脳はブレーキをかけるようになっています。
脳のブレーキを無視して、ずっと続けると・・・・・・死にます\(^o^)/


しかし、愛をそそぐこと、瞑想で良い感情を持つこと、成長することに関しては、脳はブレーキを持っていません。

ちょっと愛をそそぎすぎです、もう止めましょう。

あなたは成長しすぎです、もう成長しなくていいです。

なんてブレーキ機能は脳にありません。上限なしです。

愛はそそげばそそぐほど、成長はすればするほど、大きな喜びと同時に、たくさんのβエンドルフィンを浴びることが出来ます。

以前に書いた充実した人生を送るには の記事で人生のテーマは「成長」と「貢献」にしましょう、といったことを書きましたが、これは脳科学的に凄く理にかなっているんですね。


是非とも上限なしの快感を目指す生き方をしてみましょう。



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