筋トレの戦略というものは、つくづくドラクエ(またはRPG)に似ている物だと思います。
トレーニングに使えるスタミナをHPとすると、
それ以外の技術、栄養、休息などといった部分はMPと言えるでしょうか。
扱う負荷の部分は敵のモンスター。
私が筋トレを約30年近く行っているので、単純にレベル30としてみます。
ドラクエⅢでレベル30の勇者というとHPは250くらいでしょうか?
バラモス(高重量の記録を狙う)を倒しに行くとなると、当然HPはマックスの状態で挑みたい。
しかし睡眠や栄養不足などがあった場合、HP200でバラモスに挑むとなるとそれなりのリスクが生じてくる。
MPに余裕があって長期戦を粘って戦うという事も可能でしょうが、回復の頻度が増える(セット間のインターバルが長くなる)ことで、厳しい戦いであることは当然。
最近の私の筋トレは、またこんな感じになっていると思います。
睡眠不足により筋肉痛の回復スピードは遅いので、普段月曜に行っている脚トレの時に絶好調でトレーニングに挑むという事がほぼ無い。。。。・
必死になったって、年もありますから身体が頑張れるのにも限度がありますよね。
昨年末から今年の最初のほうにかけては結構いい感じで進んでいたのですが、という事は強度が上がって体の負担も蓄積してきていたという事です。今月なんかゴールデンウィークで多少休んでもダメでしたからね。
プレワークアウト飲んでカフェイン増やせばなんとかなるという状況ではありません。
そこでとった対策は2つ。
①一つ目は使用重量を下げる。
脚トレの後半に行うDynamic Effortの日に行うスピードスクワットとデッドリフト。
この2つの使用重量を両方10%以上下げました。
以前は43‐53%くらいで行っていたのですが、これを33-39%まで落としました。
軽くなったのでスピードも出しやすいし、疲れも減ってサクサク行える。
その分、その後に行う筋肥大の部分に時間をきっちりと配分できるようになる。
Dynamic Effortの目的は名前の通り、ダイナミックに努力することですので、重量が重くなりすぎてスピードが発揮できないとなると、本来の役割からは外れてしまうことになる。
それでトレーニング時間を長くすればいいというものでは無いので、決まった時間内で行うとなると現時点では使用重量を下げてパッパと行えるようにするしかないのです。
②しっかり休む
まぁこれは当たり前の事なのです。
月曜に脚トレを行えるようにしてきましたが、その時に回復しきっていなかったら待つようにしました。
そのため今週は火曜日にずらして行ってみたら、
使用重量を下げたのもありますが、動きが軽い。
超絶軽いと感じたほどではなかったですが、休みを1日入れて良かったと感じ取れるくらいではありました。
スピードフロントスクワットとデッドリフトはサクサク行えて、頭の中が落ち着いていたのが大きかったです。
結果的にアップを含めてほかの種目を3つ行って約75分で終了。
3種目目のダンベルブルガリアンスクワットは前足に高さを作ってより深い可動域にしてみました。
これはキツくて良い感じですが、同時に左右差の激しさも出るので、そこは注意点でした。
この回復のサイクルをもう少し積み重ねていけば、トレーニングを重ねるごとにもう少しよくなる方向になってくれる事が目標の方向性です。