正月に実家に帰った時に、まだ置いてあった服を何着か持って帰ってきたんです。

大会に出た時の記念Tシャツがまだ何枚かあったので、筋トレ着としてちょうどいいなと。

 

特に思い出したのは、最初の大会のTシャツです。

 



ここから始まったんですよ。

私にとってボディビルという競技の原点であった、2004年のMr. SIUC。

アメリカに留学していた時に出た、うちの大学(南イリノイ大学)の学生ボディビル大会です。

筋トレを始めた時はただ筋肉が欲しいというだけで、まさか自分がボディビルに大会に出るなどという事は夢にも思わず。

自分にとってボディビルダーという存在はそれはそれは雲の上の存在でありました。

 

普通に生活していたら、ボディビル大会を観に行くということすら接する機会はないわけで、そんな中でたまたま在学している大学で大会が開かれていたというのは何ともラッキーな話だったと思います。

 

アメリカ人は何かイベントがあるとTシャツ作る文化があり、それを着ることで何処かに属するチーム意識というのが非常に強い文化があると感じます。日本人より圧倒的に地元愛とか母校愛は上。

 

筋トレは主に一人で行うものですが、放課後にジムにきて友達同士で助け合って筋トレしているアメリカ人達を見て、仲間というものをとても羨ましく思っていました。

大会に出るまでは周りのクラスメート達には冗談だと思われてましたが、出場してこっちが本気だとわかると手のひら返したように態度も変わる(良い意味だと受け取りたい)。結果としてジムの中でも外でも知り合いは増え、同時にジムに行くのも更に楽しくなる。

 

大会で貰ったのと、ウェイト部で作ったTシャツには自分にとっては思い出深い勝負服なので、着るときは「あの時は~~なことがあったなぁ」と思い出して、同時に気合も入る。

不幸が重なり、当時のボディビル仲間は数名死去してる者もいて、そういう事があると余計に筋トレ頑張らなきゃと思う時もあります。

 

今日は病み上がりの疲れがまだ残っているのか(前回の脚トレの影響か)、途中で風邪ひくかな?という感じで中断してしまったので、明日は残りをきちんと終わらせる為に、これを着るかと思いながら洗濯物を干したのでした。