こんにちは
英語＆ヴォイスセラピストのSuzuです。
あなたは”The Rose（ローズ）”お好きですか？
言わずと知れた名曲
有名なロックシンガー
ジャニス・ジョプリンJanis Joplinを
モデルにした1979年の映画
The Roseの主題歌ですよね。
私も以前ずっと聴いてた時期があって
何度聴いても同じように素晴らしいなと
思っていました。
もちろん
Bette Midler（ベット・ミドラー）のオリジナルも
素晴らしいのですが
今日は
この曲のカバーの動画を取り上げたいと思います。
涙なしでは見られない
とっても感動的なので是非ご覧ください。
それはX Factor（Xファクター）
というイギリスの音楽オーディション番組での
パフォーマンスです。
おそらく
イギリスのオーディション番組といえば
Britain’s Got Talent（ブリテンズ・ゴット・タレント 略してBGT）
の方が有名かもしれませんが
BGTが色んなパフォーマンスOKなのに対し
X Factorは音楽にフォーカスしています。
もう亡くなってしまったのですが
私のホストマザーが
もっとも好きなTV番組の１つで
たくさんの
本当に個性あふれる人たちの歌を
毎週楽しみに一緒に観ていました。
2012年に
この番組で全国3位に輝いた
クリストファー
彼が歌ったのがこの歌でした。
もう誰の目から見ても
明らかに緊張していて
マイクを持つ手がとても大きく震えている。
そう彼は応募する勇気を出すのに
5年かかりました。
応募用紙を書いて封筒に入れては破る
の繰り返し。
周りの人たちは
Not good enough （そのレベルに達してない）から
やめておけといいました。
ずっと自信が持てなかった
でも
それでも
ずっと歌いたかった
そんな時ずっと励ましてれたのが
おばあちゃんだったのです。
おじいちゃんが亡くなってから
一緒に住んでいる
大好きなおばあちゃん。
The Rose は
おじいちゃんのお葬式で
流れた特別な歌でした。
ステージ袖で
おばあちゃんに見守られながら
この歌を歌うことは
彼にとって
とても大きな意味を持っていました。
伴奏が始まるまでの
無音の時間の緊張感がハンパない
まず声が出るのかしら？
彼が歌い始めると
そんな心配が
あっという間に吹き飛び
皆の顔が驚きに変わった
魂からの
素晴らしい歌声
イギリスでは
聴衆のリアクションが
とても正直でわかりやすい
その歓声や拍手に
更に励まされて
歌がクライマックスに達し
最後まで歌いあげる
つらくて孤独な時
愛は運や力のある人だけのものだと
思うかもしれない
だけれども
どうか忘れないで
冬の間ふかい雪の下に
じっと眠っていた種が
春に太陽の愛をうけて
きれいなバラの花を咲かせるのだ
正に
クリストファーの
バラの種が
今ここに
大きく美しく花開いた瞬間
そして
スタンディングオベーション
クリストファーの涙は止まらない
審査員のはからいで
大好きなおばあちゃんもステージ上に
クリストファーの最高の笑顔
本当にやりたいことが出来た時
人は最高に輝く
以前こちらにも書きましたが
本当に魂からやりたい！と思うことは
自信のなさ
恐怖や不安や緊張
自分を表現することへのブレーキなど
これらをすべて超えることができます。
あなたが
魂からやりたいことって何でしょうか？
オリジナルも↓