今日は2023年3月28日、火曜日です。
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以前行われたコンサートのなかで、かつて私が同じ3月28日に観たコンサート等は、
1988年 ; Heart
(2022年3月28日に書いて投稿しました)
2014年 ; Diane Birch
2016年 ; 10 c.c.
2018年 ; Katy Perry
2022年 ; IL DIVO
等でした。
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その中から、今回は2022年に行われた、
IL DIVO
( イル・ディーヴォ )のコンサートの想い出を書きます。
A3サイズの大きなチラシ
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◎2022年3月28日(月)
◎名古屋国際会議場 センチュリーホール
◎19:05-20:50 (e-1)
まさかまさかの Carlos Marin(カルロス・マリン)の突然の訃報から約4か月、彼の追悼公演のおもむきの IL DIVO の来日公演でした。
最近にしては珍しく新聞広告も出てました。
コロナの影響で軒並みコンサートが中止になってた頃でしたけど、前年(2021年)11月の King Crimson 公演以来久しぶりのコンサートでした。
まだまだコロナの終息が見通せない中、会場入り口では厳重なチェックが行われていました。
こんなチェックシートが配られてました。
コロナが流行り始めたころライヴ・ハウスが悪者扱いされて、スタンディングで大騒ぎするようなコンサートはやっぱりちょっと怖い感じがしてました。
そんな中、King Crimson にしろ IL DIVO にしろほとんど着席したままで楽しめるコンサートであれば、もうそろそろいいんじゃないの、って感覚でした。
ところで今回のIL DIVOのコンサート、もう以前から決定していたものなのか、Carlosの死去を受けて急遽決定したものかはわかりませんが、もうほとんど”追悼コンサート”の内容だったのは事実です。
4人のメンバーの中でもリーダー的存在で、最も人気があって明るい雰囲気を漂わせていたのが彼でしたから、この日も多くの女性ファンを中心に会場は満タンでした。
最初、残った3人にメンバーでスタートしたコンサート、今までだったらのっけから歓声が飛び交って華やかなショーの幕開けになってましたが、寂しい感じがして客席もなんとなく重苦しい感じでした。
途中から、Carlos が担当してたバリトン・パートにゲストのオペラ歌手スティーヴン・ラブリエという人が参加してで、ヒット曲満載の素晴らしいコンサートでした。
終盤 "Hallelujah『ハレルヤ』"の前にはまさに Carlos の追悼コーナーが設けられて、各メンバーが様々な想い出を語ってくれました。
いつもながら、堪能な日本語でその想い出を語る David Miller(デヴィッド・ミラー)のトークには客席の多くのファンが目頭を押さえすすり泣く声がしていました。
一生懸命話す当の David も涙ぐんでて本当に悲しくってさみしい思いに駆られました。
Genesis のアルバムに "...And Then There Were Three...『そして3人が残った』"というのがありましたけど、この時のIL DIVOはまさにその状態だな、ってしみじみ思いました。
追悼の新聞記事
でも悲しんでばかりではいられません、先程も書きましたようにヒット曲満載でしたし、アンコール最後は名曲 "Time To Say Goodbye" で感動的なコンサートは大盛り上がりでした。
Set List
ところで、日本人なら誰でも知ってる名曲『ふるさと』を日本語で唄うなど、東日本大震災の被害者に思いを寄せてた彼等でしたが、今回のツアーの直前に再び起こった東北地方の大きな地震の影響で、予定されてた仙台でのコンサートはキャンセルになってしまいました。
仙台のファンも、そして彼ら自身もすごく残念だったろうと思っています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。