Ozzy Osbourne (オジー・オズボーン) Live in Japan 1982 | Rockives

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1)洋楽コンサートのレポート、感想などなど。

今日は2022年7月11日、月曜日です。

 

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以前行われたコンサートのなかで、かつて私が同じ7月11日に観たコンサート等は、

 

1982年 ; Ozzy Osbourne

1983年 ; Rip Rig & Panic

2003年 ; Patti Smith

                      (2021年7月11日に書いて投稿しました)

2005年 ; Jeff Beck

2008年 ; Marty Friedman

           

等でした。

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 そのうち、今回は1982年に行われた、 

     Ozzy Osbourne

( オジー・オズボーン )のコンサートの想い出を書きます。

 

 

Program-¥1000

 

 

◎1982年7月11日(
◎名古屋市公会堂

◎18:36-20:02 (e-1)

 

 

  

 

 

 Black Sabbath (ブラック・サバス)を脱退してしまった Ozzy Osbourne がソロになっての初来日公演でした。

 

 永く来日が待たれてた Black Sabbath でしたけど、1980年についに来日公演が実現したときには Ozzy はすでにいなくってちょっと残念に思いました。

 

 その時のヴォーカリスト、Ronnie James Dio (ロニー・ジェイムス・ディオ)もすごくよかったんですけど、Ozzy 独特の悪魔的な雰囲気はちょっと感じられませんでした、というのが正直なところでした。

 

 

Flyer-ただし大阪公演用

 

 

 で、悪魔というか闇の帝王などと呼ばれてた Ozzy Osbourne の初来日ですからすごく楽しみに出かけていきました。

 

 ソロ活動を始めてからも人気は絶大で、少し前に行われてたアメリカ公演もすごく評判がよかったようです。

 

 その余勢を駆っての来日、といきたかったところですが、今や伝説となったギタリストの Randy Rhodes (ランディ・ローズ)が直前に飛行機事故で亡くなるという悲劇に見舞われて、代わりに Brad Gilles (ブラッド・ギルス・・・"Gillis" が正しいのかもしれませんけど当時のプログラムにはこう表記されてました)を迎えての来日公演でした。

 

 Ozzy というと鳩を食べたりコウモリを咥えたりとオドロオドロシイ話題ばかりが先行してましたけど、私は彼の声が好きでした。

 

 怒鳴るようなドスのきいたヴォーカルじゃなくって、ちょっと高音でかすれたようなあの感じが、ヘヴィメタっぽくなくって気に入ってました。

 

 コンサートは新作よりもファースト・アルバムの "Blizzard Of Ozz 『血塗られた英雄伝説』" からの曲が中心に演奏されました。

 

 "Wizard Of Oz 『オズの魔法使い』"をパロッたようなタイトルのこのアルバム、ヘヴィメタ、ハードロックだけじゃなくってバラード曲も収められててすごく好きでしたから、最高に楽しいコンサートでした。

 

 中盤ではお決まりのギター、キーボードそれにドラムの各ソロもあって大盛り上がりでした。

 

 ところで、Ozzy ってあんまり動き回らないんですよね。

 

 ステージを右に行ったり左に行ったりと”ウロウロ”は動くんですけど、派手なアクションなんてほとんどありませんでした。

 

 ですから、唄うってこと、ヴォーカルに神経を集中させてる感じでした。

 

 ”やってくれるんだろうか”って楽しみにしてた Sabbath の曲が、終盤に怒涛の3連発で(アンコールも含めて)披露されて感激しました。

 

 

プログラムの中ほどに載っていた演奏予定曲目(だいたいこんな感じでした)

 

 

 そしてその興奮冷めやらぬなか幕となりました。

 

 それにしても"Paranoid 『パラノイド』" は名曲だと思います。

 

 すごい盛り上がりでした。

 

 私は Sabbath を聴き始めるきっかけとなった大好きな曲 "Sabbath Bloody Sabbath 『血まみれの安息日』" も聴きたかったなあって思いましたけど、それは欲張りというものだったでしょうか。

 

 ところで、最近、私が観た名古屋公演の2日前に行われた大阪公演の音源が発表されて話題になってるようです。