秋彩・松平郷 | 心のままに

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今年は紅葉が遅れていたようですが、少し山間へ行ってみました。

豊田市の山間にある「松平郷」です。

ここは徳川家のルーツといわれている松平氏発祥の地で、松平東照宮を始め、初代の親氏(ちかうじ)を祀る高月院、松平城址など所縁の史跡が残っています。

地図

 

 

午前中は訪れる人もまばらで駐車場もガラガラでしたが、紅葉は思ったより綺麗でした。

 

 

 

 

 

 

 

松平東照宮・・徳川家康と松平氏の始祖・松平親氏を祀る神社。

 

 

 

岡崎で家康が誕生した時、この井戸水が早馬で届けられたそうです。

不老長寿や安産に御利益があるとされ、御神水として参拝者に授与されています。

 

 

初代・親氏の像が立っている周りも赤く染まって美しい

(この像は平成5年の開園式に、家康公までの松平8代の象徴とした7対の石柱とともに設置されたもの。作者は愛知県瀬戸市出身の彫刻家・長江禄弥氏)

 

 

 

 

 

いろんな展示がある松平郷館(内部は撮影禁止)

 

近くにある高月院へ。

道には250mにわたって室町塀があり、冠木門のある「天下茶屋」(麺類や甘味処)もあります。

 

 

 

1377年に親氏が本尊阿弥陀仏をはじめ、堂・塔のすべてを寄進後は「高月院」と改め、松平氏の菩提寺となっています。

その後、徳川家康によって寺領100石が与えられ、明治維新まで時の将軍家から手厚い保護を受けました。

 山門や本堂は、1641 年に家光が寄進したものです。

 

 

 

敷地の一番奥の高所には親氏の墓所があります。

 

 

これは家康のお手植えと言われている枝垂れ桜。今度は春に行ってみましょう。